【RFC21】チョ・ナムジン欠場、春日井健士がソン・ミンジョンと暫定フライ級王座決定戦へ!!!!
【写真】3週間弱の調整期間、楽な戦いにならないだろうが春日井の底力に期待したいソン・ミンジョンとのフライ級暫定王座決定戦だ (C)MMAPLANET & HEAT
21日(水・現地時間)、ROAD FCより2月1日(日・同)にソウルのチャンチュン体育館で開催されるRFC21に日本から春日井健士が参戦、ソン・ミンジョンとフライ級暫定王座を賭けて戦うことが発表された。
厳寒のソウルからホットなニュースが届いた。ソン・ミンジョンは昨年7月に敗れたチョ・ナムジンの持つRFCフライ級王座に挑戦予定だったが、チャンピオンの負傷欠場を受け暫定王座決定戦で春日井と対戦することとなった。韓国のファンからすればリベンジマッチが無くなる残念な知らせからもしれないが、日本のMMAファンとして春日井の韓国=RFC出場は血がたぎる朗報だ。
2011年から2013年の3年間でMMA10連勝を果たしている春日井、勝利を手にした相手には今を時めく元谷友貴、パンクラス・フライ級コンテンダーの安永有希、さらに12月のRFCで山上幹臣を破ったユ・ジェナムらが含まれている。昨年2月のVTJフライ級Tでは、優勝した扇久保博正に判定0‐2で敗れているが、最終回に猛攻を仕掛けるなど不屈の精神と底力を見せている。12月にはホーム、HEATのケージでバンタム級インディ統一王者でUFC&RFCベテランの手塚基伸にも勝利、ALIVEで日沖発や久米鷹介らとも練習を積んでおり、さらに力をつけていることが予想される。
ソン・ミンジョンは戦績こそ6勝7敗だが、それは経験無視&実力者同士をとことんぶつけあう韓国MMA界ならでは結果といえる。現に現RFCバンタム級王者イ・ユンジュンや日本の田村一聖に勝利しており、ONE FCでキャリア8戦目に対戦した上田将勝にも大健闘している実力の持ち主だ。
フィジカル的にはソン・ミンジョンが上。春日井としては、テイクダウンの攻防で体力を遣い過ぎないよう気をつけたい。とはいっても試合まで10日の正式発表、春日井サイドには1月10日過ぎには今回の試合が打診された模様だが、いかに体重を落としコンディションを作ることができるかがカギとなる。このようなショートノーティスで試合を受けるのであれば、彼自身の力を如何に発揮できるかが勝負となり、ソン・ミンジョン対策云々は二の次にした方が懸命かもしれない。
福田力以外は総崩れといっても過言でないRFCに挑んだ日本勢にあって、過去数年の苦難をエネルギーに変えた春日井が結果を出すことに期待せずにいられない。
■RFC21対戦カード
<RFCフェザー級選手権試合/5分3R&延長1R>
[王者]チェ・ムギョム(韓国)
[挑戦者]ソ・ドゥウォン(韓国)
<RFCフライ級暫定王座決定戦/5分3R&延長1R>
ソン・ミンジョン(韓国)
春日井健士(日本)
<バンタム級/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
ヴァグネル・カンポ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
キム・チャンヒョン(韓国)
佐々木信治(日本)
<女子アトム級/5分2R>
パク・ジヘ(韓国)
入江美憂(日本)
<フェザー級/5分2R>
タイロン・ヘンダーソン(米国)
ホン・ヨンギ(韓国)
<フェザー級/5分2R>
キム・ウォンギ(韓国)
イ・ヒョンソク(韓国)
<ライト級/5分2R>
ジョン・ジェイル(韓国)
キム・ギョンピョ(韓国)
<ライト級/5分2R>
ジャン・デヨン(韓国)
キム・パンス(韓国)
<ウェルター級/5分2R>
藤井章太(日本)
オ・ジェソン(韓国)
<フライ級/5分2R>
ソ・ドンス(韓国)
チェ・ジョンホン(韓国)
<ライト級/5分2R>
キム・ヨハン(韓国)
キム・イサク(韓国)
<バンタム級/5分2R>
ジャン・イクファン(韓国)
パク・ジェソン(韓国)
<フライ級/5分2R>
ユン・ホヨン(韓国)
キム・ジェギョン(韓国)