【UFN59】強さ本物、ケースがエルボー連打でペレスを下す
<ライト級/5分3R>
ジョニー・ケース(米国)
Def.3R1分54秒by TKO
フランキー・ペレス(米国)
日本大会で徳留一樹から一本勝ちしているケースが、アルメイダ&ヘンリー門下のペレスと対戦。ケースがまず勢いのある右ローを入れる。左ジャブから右ローを放ったペレス。続いてローからスーパーマンパンチに続いて組みつきテイクダウンに成功する。足を一本抜いたペレスだが、ケースは立ち上がって逆にテイクダウンを奪う。ケージとペレスの間に回り込み立たせないケースが、エルボーを落とす。
ケースはガードの中から勢いのあるパウンドを落とし、キムラ狙いにもパンチを入れて防ぐ。ペレスが腰を切ると、ヒザを頭の上に置いて腕十字を許さない。ならばと前転から起き上がろうとしたペレスだが、ケースが振り払うように投げつけトップをキープする。ボディにパンチを入れたケースは起き上がり、レフェリーがここでブレイク。最後の打撃の間合いで大きな動きはなく、ケースが初回を取った。
2R、左ジャブから左ミドルを放つケースは、ペレスの後ろ回し蹴りにも冷静に距離を取る。まっすぐ飛び込んでテイクダウン狙いから引き込んだペレスが、ヒールフックへ。ケースは背中にパンチを入れて、足を引き抜くとトップを奪取しサイドへ。パンチを被弾しながらもペレスは立ち上がろうと試みたが、正面に回ったケースが腰をコントロールしてそれを許さない。
アームロック狙いのケースに対し、起き上がったペレスが腕を振り払う。直後に組んで足関をまたも仕掛けたペレスの顔面にケースが思い切りエルボーを落とす。たまらずクローズドガードを取ったペレスは、そのまま背中を付けたまま2R終了のホーンを聞いた。
最終回、ケースは右ストレートをヒットさせ、ペレスの出鼻をくじく。シングルに取られたペレスはアナコンダへ。頭を抜いたケースがニアマウント、パンチを入れてバックマウントの態勢に入る。一旦はペレスの動きに合わせてニーインベリーに戻ったケースが、パンチを落としてマウントに。心が折れたか動けないペレスにパウンドを連打しTKO勝ちで連勝を10とした。