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【OFC06】スーチョルが逆転TKO、イッサへのリベンジ&OFC王座戴冠

Kim Soo Chul

【写真】1Rの組みの展開を凌いだキム・スーチョルが、2R開始と同時に打撃のギアを上げて一気に試合を決めた(C)MMAPLANET

<OFCバンタム級選手権試合>
キム・スーチョル(韓国)
Def.2R0分15秒 by TKO
レアンドロ・イッサ(ブラジル)

昨年9月のOFC旗揚げ戦で対戦した両者が、ベルトを賭けて再び激突。今成正和を完封したイッサを相手に、RISING ONフェザー級王者・スーチョルはリベンジ戦に挑む。

オーソで構える両者。スーチョルがガードを固めて前進、フックを放つ。イッサは組み付くとケージへ。一度はスーチョルの左脇を差し上げ、態勢を入れ替えると、シングルからテイクダウンを狙う。ここは踏ん張ったスーチョルだが、イッサはスーチョルの右腕を抱え、左脇を差し上げながら、浴びせ倒すようにテイクダウンに成功すると、腰を切り、サイドポジションを奪取する。

立ち上がったスーチョルをがぶって、ヒザを入れるイッサ。シングルでスーチョルの右足を抱え上げると、バックをうかがい、後方に投げ捨てるようにテイクダウン。サイドから右ヒザを差し込み、マウントを狙ったが、ここはスーチョルが前方へ落とした。

すぐに立ち上がり、組み付いていったイッサ。スーチョルは、首相撲からヒザ蹴り、エルボー、左右のパンチで反撃に転じたところで初回が終了した。

2R、ジャブから左ハイを放ったスーチョル。イッサの左フックに対し、上から右フックを重ねてダウンを奪うと、鉄槌を連打。最初は半身になっていたイッサだったが、背中がマットに付き、その動きが止まると、レフェリーが試合をストップ。スーチョルがイッサへのリベンジを達成するとともに、OFCバンタム級王座を獲得した。

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