ペイザォンが再起のTKO勝利。エレンバーガーは6年半前のリベンジに成功
2012年10月5日(金・現地時間)、ミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターでは、UFC on FX「Browne vs Bigfoot」が開催された。
9月29日(土・同)、英国で行われたUFC Fuel「Struve vs Miocic」から6日。今大会のメインイベントは、前述したUFC Fuelのメイン=ステファン・シュトルーフ×スタイプ・ミオシッチに続く、ヘビー級サバイバルマッチからアントニオ・ペイザォン・シウバとトラビス・ブラウンの一戦がマッチアップされた。
ミオシッチを下したシュトルーフから、昨年10月にKO勝利を挙げているブラウンと、ストライクフォース最終戦でダニエル・コーミエーに、UFC初戦でケイン・ヴェラスケスに敗れている背水のペイザォン。その試合は、パンチを振るうブラウンを、ペイザォンがケージにに押し込むと、ブラウンの顔面に右を打ち込み、そのまま体を浴びせるようにテイクダウンへ。反応が鈍くなったブラウンにパウンドを連打したペイザォンがトップ戦線に踏みとどまる貴重なTKO勝ちを収めている。
また、6年半前、IFLのリングで対戦している、ジェイク・エレンバーガーとジェイ・ヒエロンの一戦は、接戦が繰り広げられるも、両者決定機を作ることもなく、ジャッジ3者は29-28でエレンバーガーの勝利を支持、微妙な試合内容ながら、エレンバーガーがリベンジに成功した。さらに、フライ級王座挑戦者決定戦となったジョン・ドッドソン×ジュスエー・フォルミーガの一戦は、ドッドソンが強打を炸裂させてTKO勝ちをしている。
なお、今大会で予定されていた、ライト級=デニス・ホールマン×チアゴ・タヴァレス戦は、ホールマンの体重超過により、ジェレミー・スティーブンス×イーブス・エドワーズ戦は、スティーブンスのトラブルにより、それぞれ直前に中止が決まった。
第10試合 ヘビー級/5分5R | ||
○アントニオ・シウバ (ブラジル) |
1R3分27秒 TKO 詳細はコチラ |
トラビス・ブラウン× (米国) |
第9試合 ウェルター級/5分3R | ||
○ジェイク・エレンバーガー (米国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ジェイ・ヒエロン× (米国) |
第8試合 フライ級/5分3R | ||
○ジョン・ドッドソン (米国) |
2R4分35秒 TKO 詳細はコチラ |
ジュスエー・フォルミーガ× (ブラジル) |
第7試合 ウェルター級/5分3R | ||
○ジャスティン・エドワーズ (米国) |
1R0分45秒 ギロチンチョーク 詳細はコチラ |
ジョシュ・ニアー× (米国) |
第6試合 ライト級/5分3R | ||
○マイケル・ジョンソン (米国) |
2R1分06秒 KO 詳細はコチラ |
ダニー・カスティーリョ× (米国) |
第5試合 ウェルター級/5分3R | ||
○マイク・ピアース (米国) |
2R0分29秒 TKO 詳細はコチラ |
アーロン・シンプソン× (米国) |
第4試合 ライト級/5分3R | ||
○マーカス・レヴェッサー (米国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
カルロ・プラター× (ブラジル) |
第3試合 ライト級/5分3R | ||
○ジェイコブ・ヴォルクマン (米国) |
1R2分38秒 リアネイキドチョーク 詳細はコチラ |
シェーン・ローラー× (米国) |
第2試合 フェザー級/5分3R | ||
○ディエゴ・ヌネス (ブラジル) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
バート・パラジェンスキー× (米国) |
第1試合 フライ級/5分3R | ||
○ダレン・ウエノヤマ (米国) |
2R3分38秒 リアネイキドチョーク 詳細はコチラ |
フィル・ハリス× (英国) |