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【OFC06】“ドラゴン”チルソン、ムラディの失速逃さずオープニングウィン

2012.10.06

<フェザー級/5分3R>
ミッチ・チルソン(米国)
Def.2R1分5秒 by TKO
ヌガビディ・ムラディ(インドネシア)

大会オープニングマッチは、イヴォルブMMAに所属する“ドラゴン”チルソンと、ムラディのフェザー級戦から。両者オーソドックスで向かい合うと、チルソンが細かいジャブを放って前に出る。左のローを蹴るムラディは、強めのジャブを返し、チルソンの前進に左ミドルを合わせようとする。

だが、チルソンのフックを被弾すると、チルソンはそのままダブルレッグへ。大きく抱え上げ、クリーンテイクダウンを決めたが、ムラディも下からギロチンを狙う。ここは、落ち着いて首を引き抜いたチルソン。ガードで上になるとパウンドからパスガードへ。

ムラディがガードに戻すも、その足を捌いて再びパスに成功したチルソンだが、ムラディは態勢を入れ替え、スイープから立ち上がることに成功する。だが、すぐさまダブルレッグでテイクダウンを奪ったチルソンは、ムラディが下から腕十字を狙うも、冷静にパウンドを落とし、トップから顔面にヒザ蹴り。ムラディの動きに合わせてバックに回ると、その身体を伸ばし、側頭部にパンチを放ち、初回が終了した。

2R、ダブルニーのフェイントを見せるチルソンに対し、失速気味のムラディは、中途半端なタックルへ。これをチルソンにがぶられ、反対にテイクダウンを奪われると、マウントまで一気にポジションを進めたチルソンは、パウンドを連打。ムラディの動きが止まると、レフェリー・島田裕二が試合をストップした。

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