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【UFN57】エドガー、盤石すぎる試合運びでスワンソンを圧倒し、試合時間残り4秒で一本勝ち

<フェザー級/5分5R>
フランク・エドガー(米国/3位)
Def.5R4分56秒by RNC
カブ・スワンソン(米国/2位)

細かくジャブを突くエドガー、スワンソンも左を返す。エドガーがジャブから右につなげれば、スワンソンも相打ち気味に右を狙う。エドガーのステップに合わせてジャブ、右ストレート、左フックを狙うスワンソン。エドガーはジャブからシングルレッグに入るが、スワンソンは倒れない。

スワンソンは右のオーバーハンドで飛び込み、右アッパー。エドガーはそれを空振りさせて組みついてテイクダウンを奪う。すぐにエドガーを蹴り離して立ち上がったスワンソン。やはり右ストレートで飛び込むと、エドガーもワンツーを返す。残り30秒、エドガーがスワンソンの左に合わせて組みついてボディロック、脇を差して前方に投げるようにしてテイクダウンを奪う。初回は明確に2度のテイクダウンを奪ったエドガーのラウンドか。

2R、細かくフェイントを入れてワンツー、パンチのフェイントからタックルも見せるエドガー。スワンソンは右ストレートと右ボディを見せる。エドガーもシングルレッグを狙いつつ、スワンソンの左ボディをかわして右ストレート。パンチ&タックルで組みつくと、テイクダウンを奪ってハーフガードで抑え込む。

しっかりとトップキープしてヒジを落とすエドガー。スワンソンフルガードに戻すが、エドガーのヒジで左目尻をカットする。再びスワンソンの足を一本またいでハーフガードで抑え込むエドガーはパンチとヒジ。ブリッジで脱出しようとするスワンソンを抑えて、パンチを落とし続けた。

3R、上体を低くしてガードを下げた構えからジャブを突くスワンソン。エドガーは左手でスワンソンをプッシュするように組みつき、バックに回り込みながらダブルレッグで鮮やかにテイクダウンする。

2Rと同じようにパスガードを狙いながらパンチとヒジを落とし続けるエドガー。スワンソンは立ち上がることが出来ず、エドガーのパンチ・ヒジをブロックすることで手一杯になってしまう。その後はエドガーがトップキープからパンチ&ヒジで一方的に攻め続ける展開が続いた。

4R、スワンソンはエドガーの右ローに右ストレートを合わせて左フック。エドガーはスワンソンがパンチで前に出てくるところにタックルを合わせ、立ち上がろうとするスワンソンの後ろに回り込んでテイクダウンする。ラウンド残り約4分の時点でトップキープしたエドガーは、ほぼマウントに近いハーフガードから左右のヒジを連打する。

スワンソンが足を一本戻すものの、そこから先はこれまでのラウンドと同じようにエドガーがスワンソンを寝かせてパンチとヒジで殴り続ける展開が続く。マウントを取れても何とかしのぐスワンソンだったが、エドガーに殴られ続けてディフェンスに徹する。ラウンド終了間際に何とかスタンドに戻したスワンソンだったが、エドガーのパンチとヒジで顔面が血で真っ赤に染まる。

5R、もうKO以外は勝ちがない状況に追い込まれたスワンソン。何とかその強打に活路を見出そうするが、1分を過ぎたところでエドガーがテイクダウンを奪う。さらにエドガーはパンチ&ヒジで攻めながらフロントチョークや肩固めでフィニッシュを狙い、技が外れてもパンチとヒジでスワンソンを殴り続ける。

スワンソンが体を起こせばフロントチョーク&がぶりでコントロールし、背中をマットにつければパンチ&ヒジとパスガードで攻めるエドガー。マウント・バックマウントからスワンソンをひたすら殴り続け、試合残り4秒のところでネックロック気味のRNCを極めた。

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