【UFC150】ホロウェイがTUF出身のローレンスを撃破
<フェザー級/5分3R>
マックス・ホロウェイ(米国)
Def.2R4分49秒 by TKO
ジャスティン・ローレンス(米国)
TUF15ファイターで、フェザー級初戦となるローレンスが、まずはサイドキックを見せる。前に出ようとするウォーレンスを左ジャブで牽制するホロウェイ。ローレンスは前蹴りから、右を伸ばす。続いて反対の左前蹴りから左ジャブを連続で放つローレンスだが、なかなか自分の距離で戦えない。
左ハイを見せたホロウェイは、続いて右ローは放っていく。前に出て右をヒットさせたローレンスは、直後に蹴りを急所に受けてインターバルが与えられる。再開後、前に出てきたローレンスにショートアッパーを打ち込んだホロウェイは、組みつかれて一瞬尻餅を着くがすぐに立ち上がる。
ホロウェイの左ミドルに、右を合せたローレンス。ホロウェイが効いていないとばかりに指を立て、笑顔を見せる。ただし、試合はローレンスのペースになり、ホロウェイは右を受けて2度ほど足が止まる。終了間際のホロウェイのヒザ蹴りは、つま先が再びローレンスの股間に当たってしまった。
2R、右目尻をカットしたもののペースを握ったローレンスは、サイドキックでホロウェイを突き放す。と、前蹴りからパンチにつなげるなど動きが増えてきたローレンスの右ローが決まる。左ボディからストレート、踏み込んで回転の速いパンチを見せるローレンスは続いてスピニングバックフィストを放つ。
ホロウェイは左ミドルを蹴り込み右を伸ばすが、これはローレンスが距離を取る。右を打ち込んで、ホロウェイの脇をすり抜けるローレンスのパンチは当たっても連打にはつなげられない欠点がある。ただし、ホロウェイもその動きを止められずパンチを被弾していくと、ダメージが蓄積しローレンスは近距離で連打を見せる。
ローレンスは2度に渡りテイクダウンに失敗するが、ボディから左フックをヒットさせる。ホロウェイも左フックからワンツーを見せるも、ここも距離が合わない。と、ローレンスはボディにヒザを受けケージ際に後退。左フックを打ち込んだが、逆に右から左とボディへのコンビネーションで動きが止り、しゃがみ込んでしまう。21歳のホロウェイはそのまま速射砲のようにパンチを打ちこみ、TKO勝ちを手にした。