【Award】2012年上半期ノックアウト 1位~5位
【写真】上段左からペティス×ローゾン、バルボーサ×エティム、下段カーラン×ウォーレン、マクドナルド×トーレス (C) GONGKAKUTOGI, MARCELO ALONSO & KEITH MILLS
2012年上半期MMA Awards、第7弾はノックアウト・アワード。白熱の攻防、あるいは一方的な展開のなか、打撃でフィニッシュした試合、上位5位=6試合の発表となります。
<KO第1位>
2月26日@UFC146
<ヘビー級/5分×3R>
アンソニー・ペティス×ジョー・ローゾン
<KO第2位>
1月14日@UFC142
<UFC世界フェザー級選手権試合/5分×5R>
ジョゼ・アルド×チャド・メンデス
<KO同率2位>
1月14日@UFC142
<ライト級/5分×3R>
エジソン・バルボーサ×テリー・エティム
<KO第4位>
3月9日@BFC60
<BFC世界フェザー級選手権試合/5分×5R>
パット・カーラン×ジョー・ウォーレン
<KO第5位>
4月21日@UFC145
<ウェルター級/5分×3R>
ローリー・マクドナルド×チェ・ミリス
<KO同率5位>
4月21日@UFC145
<バンタム級/5分×3R>
マイケル・マクドナルド×ミゲール・トーレス
上半期KO賞、1位は日本大会のエティムの一撃。サウスポーからの左ハイキック、左へのステップでローゾンを誘い出してから見事過ぎる一撃だった。第2位はUFCベストファイト部門でも4位にランクインしたアルド×メンデス。とにかく、バックを取られた状態で腕をはがして正面を向いた瞬間のヒザ蹴りは人間業に思えない。
同率2位のバルボーサ×エティムも同じUFC142から。伯×英ストライカー対決はバルボーサがローとパンチで圧倒、エティムが一発ヒットさせると、3つは返す展開に。打撃戦で疲弊したエティムが間を取った直後に後ろ回し蹴りは、見事過ぎた。4位は非UFCベストファイト4位、カーランがウォーレンを破った一戦。初回からハイキックでダウンを奪ったカーラン、打撃で削りウォーレンのテイクダウン狙いに合わせたヒザからのパンチ、ヒザの猛攻は恐怖すら感じた。
5位に入った2試合は、ともにUFC145の両マクドナルドの試合。ウェルター級のローリー、パウンドの強さは定評がある。この日はミリスを相手にリアネイキドチョーク狙いからパウンドに切り替え、エルボーとパンチで圧巻のTKO勝ちに。バンタム級のマイケルは、あのミゲールを相手にショートから右アッパー、追撃のパウンド2発で沈めてしまった。