【RFC16】初代フライ級王座へ。チョ・ナムジン 「本能で戦う」
【写真】気の強さは知れわたるチョ・ナムジン、所属するチームMADではキム・ドンヒョン、カン・ギョンホとUFC出場が続き、王座奪取でチームに勢いを持ちこみたいところだ(C)MMAPLANET
26日(土・現地時間)に韓国クミのパク・チョンヒ体育館で開催されるRFC16において、初代フライ級王座決定戦に臨むチョ・ナムジン。
修斗やLegend FCなど、軽量級ゆえ海外での活動が目立っていた彼が、最軽量級創設とともに日本の山上幹臣を破り、一気にスポットライトを浴びることとなった。決戦前夜、タイトル戦に向けてチョ・ナムジンの意気込みを訊いた。
――RFC初代フライ級王座決定戦を翌日に控えているチョ・ナムジン選手です。計量を終えて、体調はいかがですか。
「100%、最高の状態です」
――この試合に向け、チームMADではどのような練習を積んできましたか。
「いつも通りのチームの練習メニューをこなしてきました。マインドコントロールなど個人的な練習も行いました」
――修斗では渡辺健太郎選手に敗れていますが、元世界王者BJ選手に勝利、そして2月のRFCでは前修斗世界フライ級王者の山上幹臣選手に判定勝ちを収めました。前回の勝利、日本ではかなりの番狂わせと捉えられています。改めてあの試合の勝利の意味合いを教えてください。
「山上選手は前修斗チャンピオンでもあり、とても良い選手です。前チャンピオンであり、彼の連勝を止めた意味は大きく、彼に申し訳なく思っています(皮肉っぽく)」
――これまでバンタム級で試合をすることも少なくなかったです。RFCがフライ級王座を新設したことについて、どんな感想を持っていますか。
「自分とソン・ミンジョン選手以外にもフライ級に良い選手がいると思いますが、今回はこのような機会に恵まれ、僕らたちは運が良かったと思います。今回の試合でRFCのフライ級が盛り上っていくと思います」
――対戦相手のソン・ミンジョンは、バンタム級で田村一聖選手に一本勝ちをしています。印象を聞かせてください。
「ソン・ミンジョンは実力のある選手です。ただ敵なので、何も特別な印象はありません」
――フィジカルではソン・ミンジョンが上という見方もありますが、そのような意見についてどう思いますか。
「自分は海外でずっと試合をしてきました。対してソン・ミンジョンは韓国で結構試合してきたので、ただ国内のファンが自分よりソン・ミンジョンのことを知っているからだと思います」
――ソン・ミンジョン選手を上回る点はどこだと考えていますか。
「自分はソン・ミンジョンよりケージに上がった時に感情を爆発させられる点です」
――メイン出場、その意気込み、そして責任感を教えてください。
「もちろん勝たなきゃいけません。それより自分自身に打ち勝てるように頑張ります」
――そのような強い気持ちがプレッシャーにはならないですか。
「誰でもメインイベントに抜擢されればプレッシャーになると思います。ただ自分自身はとても楽しみにしています」
――最後にどのような試合で、どのような勝ち方をしたいか、力強くアピールをお願いします。
「今回は特別な作戦はありません。本能で戦います。面白い試合をします。メインイベンターですので」
■ROAD FC16 計量結果
<RFCフライ級王座決定戦/5分3R>
チョ・ナムジン : 57.4キロ
ソン・ミンジョン : 57.45キロ
<ミドル級/5分3R>
ユン・ドンシク : 84.45キロ
福田力 : 84.35キロ
<ライト級/5分3R>
イ・グァンヒ : 70.45キロ
ブルーノ・ミランダ :70.35キロ
<女子54キロ契約/5分2R>
ソン・ヒョギョン : 53.5キロ
木村葉月 : 49.5キロ
<チュモギンダオ特別試合フェザー級/5分3R>
パク・ヒョンクン : 65.85キロ
イム・ビョンヒ: 65.05キロ
■Young Guns15計量結果
<ライトヘビー級/5分2R>
ウィ・スンベ : 91.9キロ
高瀬大樹 : 91.4キロ
<ミドル級/5分2R>
ユン・ジェウン : 89.45キロ
イ・ユヒョン : 80.9キロ
<ライト級/5分2R>
チョ・ヨンジュン : 70.2キロ
ジョン・チャンヒョン : 70.2キロ
<ライト級/5分2R>
リュ・ギョングァン : 70.1キロ
ユ・テウ : 70.3キロ
<フライ級/5分2R>
キム・ジンミン : 57.5キロ
キム・ギュファ : 57.2キロ
<ミドル級/5分2R>
ソル・ボギョン : 84.4キロ
キム・デソン : 84.4キロ