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【LFC08】ライト級王者ナラントンガラグ「全局面で戦える」

Narantungalag29日(木・現地間)、明日30日(金・同)に香港のアジアワールド・エキスポプロで開催されるLFCの公開計量が、当地に新しくできたメガ・ジム=EPICジムで行われた。

【写真】戦極活動停止後、ONE FCやM-1グローバルからオファーがあったが、日本から出場の打診はなかったというジャダンバ・ナラントンガラグ。常に落ち着き払っており、精神的な強さを感じさせる (C) MMAPLANET

中村K太郎の対戦相手キム・フンや、中国人ファイター=ウ・ハオティアン、フィリピのジャゾ・アブラシなど4名が、最初の計量でパスできなかったが、40分以内に無事計量を終えた。

今大会のメインで、ナム・イチョルを相手にLFCライト級王座初防衛戦に臨むジャダンバ・ナラントンガラグ。計量を問題なくパスし、スケールの上で力こぶを見せた王者に、初防衛戦直前の心境を尋ねた。

──計量を終えて、今、どのような気分ですか。

「疲れることなく体重を落とすことができ、計量も問題なかったので凄くスッキリした気分です」

──対戦相手のナム・イチュルについて、どのような印象を持っていますか。

「とても力が強くて、アグレッシブなファイターですね。テイクダウンを狙ってくると思いますが、きっと防げるはずです。

自分が持っている力をすべて出し切りたいと思っています。練習してきた成果をリング上で見せたいです」


──狙いは打撃でしょうか?

「MMAに必要な技術、どんな局面になっても戦うことができるよう準備をしてきたので、打撃でも、レスリングでも、寝技でも、どんな局面でも対応できるよう戦います」

──ジャカルタで試合をする予定が、2週間ほど前に香港に大会開催地が替わりましたが、何か影響はなかったですか。

「戦う場所がジャカルタから香港に替わったことに関しては、基本的に何も影響はないです。3月30日に試合をするということに変わりはないですし、そのためにずっと練習してきたので、開催地の変更は問題ではありません」

──では、良い試合を期待しています。

「ありがとう」

EPIC MMA【写真】計量が行われたEPIC MMAジムは、柔術の試合場が2面敷けそうなマットスペースにリング、ケージを備えている。まるで香港版イヴォルブMMAには、カーウソン・グレイシーの弟子ホドリゴ・メデイロスが、サンディエゴから移り住み指導をし、タイからもムエタイコーチを迎えている (C) MMAPLANET

■LFC08対戦カード

<LFCライト級選手権試合/5分3R>
[王者]ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)
[挑戦者]ナム・イチョル(韓国)

<LFCフェザー級王座決定戦/5分3R>
川那子祐輔(日本)
ジ・シャン(中国)

<ライトヘビー級/5分3R>
悠羽輝(日本)
サム・ブラウン(ニュージーランド)

<ウェルター級/5分3R>
中村K太郎(日本)
キム・フン(韓国)

<ライト級/5分3R>
ウ・ハオティアン(中国)
デニエル・フーバー(ニュージーランド)

<ライト級/5分3R>
粕谷雄介(日本)
ロブ・ヒル(豪州)

<フェザー級/5分3R>
ウ・チェンジェ(中国)
レオナルド・デラルミーノ(フィリピン)

<バンタム級/5分3R>
ヤゾル・アブラシ(フィリピン)
ダナア・バットゲレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
オウグスチン・デラルミーノJr(フィリピン)

<バンタム級/5分3R>
テレンス・チャン(香港)
アレックス・リー(香港)

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