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【UFN45】蹴り技冴えるセラーニ、右ハイでミラーを豪快KO

<ライト級/5分5R>
ドナルド・セラーニ(米国/6位)
Def.2R3分31秒by KO
ジム・ミラー(米国/7位)

サウスポーのミラーがジャブから前に出る。セラーニはそこに右のヒザ蹴りを合わせる。ミラーもセラーニのヒザをかわすように左ストレート、これを顔面とボディに打ち分ける。左から組みついたミラー。セラーニはケージを背にして首相撲からヒザ蹴りとヒジ打ちを見舞う。距離が離れるとミラーがセラーニのアウトローを取ってテイクダウン、セラーニも下から三角絞めを狙いつつ立ち上がる。打撃戦になるとセラーニが右ストレートから前進。ミラーが左を返すと、セラーニは右のヒザ蹴りと右ハイキック。ミラーは左ミドルを蹴る。残り2分、ミラーがセラーニのパンチに合わせて組みつき、そのままケージへ。ケージから引き出すように後方に倒すが、セラーニはすぐに立ち上がる。セラーニの右ストレートとミラーの右フックが交錯、今度はセラーニがミラーをケージに詰めてヒザ蹴りを打つ。セラーニが右で飛び込むとミラーは右フックと左ヒジ。セラーニは右ヒザでミラーのボディを狙う。

2R、じりじりとプレッシャーをかけるセラーニが右ハイキックを蹴る。ミラーはセラーニの外側にステップして左ストレートとアウトロー。ここでセラーニが右の前蹴りをボディに突き刺すとミラーがうずくまる。ベルトラインより上を捉えた一撃だったが、レフェリーはローブローと判断し、両者を分ける。しかしこの一発で完全に試合の流れはセラーニに傾く。再開後、再びボディに右前蹴りを突き刺したセラーニは、下がるミラーに右のヒザ蹴り。ミラーも必死に左のパンチを打ち返すが、ミラーが前蹴りと左右のハイキック。最後は右手を伸ばしながらの右ハイキックでミラーをなぎ倒し、豪快なKO勝利を収めた。

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