【WSOF11】初のNBC大会、ゲイジー&ニューウェルらの談話
【写真】WSOFにとって初のNBC中継大会。メインでジャスティン・ゲイジーの持つWSOF世界ライト級王座に隻腕ファイター=ニック・ニューウェルが挑戦する (C)WSOF
26日(木・現地時間)、7月5日(土・同)にフロリダ州デイトナのオーシャンセンターで開催されるWSOF11「Gaethje vs Newell」。WSOFにとって初めてのNBC中継大会となる同大会の記者会見がラスベガスのハードロックホテル&カジノ内ヴァイイルで行われた。
「WSOFはまだ業界ナンバーワンじゃない。だけど、我々が年に1度や2度しかイベントを開くことができないという意見が間違っていることを証明してきた。2014年は既に7度以上のイベント開催となる。7月5日は歴史に残る1日だ。この日を迎えることができるよう協力してくれた皆に感謝したい」とアリ・アブデルアジズ。副社長のコメントで幕を開けた会見には、メインでWSOF世界ライト級王座を賭けて戦うジャスティン・ゲイジーとニック・ニューウェル、そしてジョン・フィッチ、デニス・ホールマン、JZ・カバウカンチ、メルビン・ギラードらが出席した。以下、選手権試合を戦うゲイジーとニューウェル、そしてWSOFデビューを果たすギラードと対戦相手のJZのコメントを紹介したい。
ジャスティン・ゲイジー
「これまでずっとニック・ニューウェルのような相手と戦うためにトレーニングを積んできた。僕はレスラーで、彼はグラップラーだ。彼は僕を寝かせて、サブミットしたいだろう。そういう展開を想定して、ずっと練習してきたんだ。ニックはナイスガイだし、とても好きだよ。ただ、彼を全米中継でKOしないといけないことは申し訳なく思っている。まぁ、それが僕の役割なんだ」
ニック・ニューウェル
「ジャスティンの技は異質だ。タフでいつも前進し続ける。正直、彼の試合を見るのは楽しいよ。負けないように戦うファイターがいるけど、僕ら2人は勝つために戦っている。2人揃って11連勝中で、10試合でフィニッシュしている。この機会をWOSFが与えてくれて光栄だ。これからもWSOFと良い関係を築いていきたい。ただし、これからはチャンピオンとしてね。今回のようなビッグファイトの経験は僕にはない。NBCは世界最大のネットワークを持っていて、WSOFをライブ中継する最初のイベントでメインで戦う。WSOFとともに自分も成長できる。ジャスティンは僕をKOすると思っているようだけど、真っ平ごめんだよ。僕にはフットワークがあるから、この階級のなかでも掴まえるのが最も難しい一人だと思う。いずれにしても、僕らの試合は素晴らしいモノになるだろうね」
【写真】メルビン・ギラードのWSOF初戦の相手は、JZ・カバウカンチだ(C)WSOF
メルビン・ギラード
「次の試合でガツンとやり合えることに興奮している。もう60パーセントじゃない、100パーセントで戦う。ウォーになるだろう。7月5日にはそんな試合をアサシンがすることを期待してほしい。UFCで戦っていると、凄く立場が流動的なんだ。めちゃくちゃ強い選手が揃っている。WSOFもそうだけど、ここは皆が公平だ。俺は31歳になった。今がチャンピオンになる時だ。試合は独立記念日の週末に行われる。ずっと7月4日は花火を見上げてきたんだ」
JZ・カバウカンチ
「いつものように100パーセント、全力で戦う。特別なことはなく、通常のトレーニングをしてきた。メルヴィンとは仲が良いからね」