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【Glory17&PPV】Gloryが初PPVイベント開催。ミルコは前座に

Mirko, Barrett & Schilling

【写真】Spike中継でミルコの知名度、PPVではバレット&シリングの米国勢の活躍が成功の鍵をとなるか――そんなGlory初のPPVイベントだ(C)GLORY & MMAPLANET

21日(土・現地時間)、GLORYにとって初のPPV大会「 LAST MAN STANDING」がカリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで開催され、米国進出後初となるワンデー8人トーナメントがミドル級で行われる。

米国定着をターゲットにしNYで初イベントを開催してから13カ月、そしてSpikeでの中継から7カ月、グローリーがロサンゼルスでPPV大会を開く。メインはダニエル・ギタとリコ・ヴァーホーベンの世界ヘビー級王座決定戦。また、カナダのジョセフ・バルテリーニが世界ウェルター級王者マーク・デボンテに挑戦する一戦と、ミドル級8人トーナメントがPPVラインナップとして用意されている。

当日はPPVイベント開始前に実質はアンダーカードの5試合がGLORY17として、Spikeで中継される。フェザー級タイトルコンテンダー決定4人トーナメントに加え、ミルコ・クロコップ×ジャレル・ミラー、アンディ・リスティ×キー・ホーレンバックというラインナップ。当初フェザー級Tにミゲール・トーレスが出場予定だったが、8月1日シンガポールのRebel FCを優先した模様で欠場になった。ミルコともども米国で馴染みのMMAファイターを登用し、PPV購入への導線になるよう期待されていたが、代役はブラジル人のマーカス・ヴィニシウスに。

PPVの売りは何が起こるか分からない8人制トーナメント。これまでのグローリーではトーナメントは上位ランカーほど下位ランカーと当たるシステムを構築してきたが、今回は1位と7位、2位と5位、3位と10位、4位と8位という準々決勝を組んでいる。ばかりかベルギー人のフィリップ・フェルリンデンとお馴染みメルヴィン・マヌーヌが初戦でぶつかるなど、唯一一つの国から2選手=ジョー・シリングとウェイン・バレットが出場する米国勢へ頑張りに期待した顔合わせになっているともいえるだろう。

昨年来、米国での活動を継続するために、Spikeの視聴者ノルマを60万件としてきたグローリー、前回大会では50万を少し下回っていたが、キック不毛の地といえる米国でかなり善戦している。とはいえ、米国人のスター選手がいないなかでのPPV進出は、ある意味、出場選手以上にオーガナイザーにとってもチャンジングなトライだ。

■ LAST MAN STANDING対戦カード

<GLORY世界ヘビー級王座決定戦/3分5R>
ダニエル・ギタ(ルーマニア/1位)
リコ・ヴァーホーベン(オランダ/2位)

<ミドル級ワールドT決勝/3分3R>
TBA
TBA

<GLORY世界ウェルター級選手権試合/3分5R>
[王者] マーク・デボンテ(ベルギー)
[挑戦者] ジョセフ・バルテリーニ(カナダ/2位)

<ミドル級ワールドT準決勝/3分3R>
TBA
TBA

<ミドル級ワールドT準決勝/3分3R>
TBA
TBA

<ミドル級ワールドT準々決勝/3分3R>
オーテム・レヴィン(ロシア/1位)
アレックス・ペレイラ(ブラジル/7位)

<ミドル級ワールドT準々決勝/3分3R>
ジョー・シリング(米国/2位)
サイモン・マーカス(カナダ/5位)

<ミドル級ワールドT準々決勝/3分3R>
ウェイン・バレット(米国/3位)
ボグダン・ストイカ(ルーマニア/10位)

<ミドル級ワールドT準々決勝/3分3R>
フィリップ・フェルリンデン(ベルギー/4位)
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/8位)

■ GLORY 17 対戦カード

<フェザー級コンテンダーT決勝/3分3R>
TBA
TBA

<ヘビー級/3分3R>
ミルコ・クロコップ(クロアチア/10位)
ジャレル・ミラー(米国)

<ライト級/3分3R>
アンディ・リスティ(スリナム/2位)
キー・ホーレンベック(米国/4位)

<フェザー級コンテンダーT準決勝/3分3R>
シェーン・オブロンスキー(米国/9位)
マーカス・ヴィニシウス(ブラジル/8位)

<フェザー級コンテンダーT準決勝/3分3R>
ガブリエル・バルガ(カナダ/5位)
ヨーックンポン・シットモンチャイ(タイ/3位)

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