【TUF15】クラウス、タック&シシリア、フィニッシャーの行方
3日(金・現地時間)に、スタートするThe Ultimate Fighterシーズン15。TUF LIVE、2時半のライブ中継で組まれるハウス入りを賭けたイリミネーション・ラウンド。参加32名のファイターから、注目の選手をピックアップ。第2弾は、元WECファイター=ジェイムス・クラウスだ。
【写真】極めの印象が強いジェイムス・クラウスだが、一番最近の試合では26秒KO勝ちしているように、蹴り技も得意とする (C) GONGKAKUTOGI
珍しくアマチュアMMAで19戦(18勝1敗)のキャリアを持つクラウスは、プロMMA戦績は15勝4敗。その4つの敗北はWECデビュー戦となったドナルド・セラーニ、同じくWEC時代のリカルド・ラマス、そしてBFCのトビー・イマダ、タイタンFCのクレイ・グイダと、その相手は実力者揃い。UFC4戦2勝2敗のマイケル・ジョンソンには一本勝ちしている。
15勝のうち関節技での勝利が10試合で、TKOが5試合、つまりクラウスは判定勝ちの経験がないフィニッシャーだ。ガードからの三角絞め、ポジションを取ってのリアネイキドチョーク、そしてハイキックでのKOと、オールラウンダーのクラウス。これまでは大切な試合を落としてきたが、今回ばかりは負けが許されない試合となる。
この他、ONE FCの活躍で一躍アジアのライト級トップの一人に数えられるようになったエドゥアウド・ファラヤンをKOで下しているグアム出身のジョン・タック(6勝0敗)、そして10勝0敗5TKO、4つの一本勝ちというサム・シシリアと、フィニッシャーたちが生き残りラウンドでひしめき合っている。
■ここで紹介した以外のTUF15、イリミネーション・ラウンド出場選手
アクバル・アレロア(メキシコ)19勝6敗
アリ・マクレーン(北アイルランド)9勝5敗
アル・イアキンタ(米国)5勝1敗1分
アンディ・オグル(英国)8勝1敗
ヴィンチ・ピチェル(米国)6勝0敗
エリン・ビーチ(米国)3勝1敗
オースティン・リオンズ(米国)9勝1敗
クリス・サンダース(米国)9勝2敗
クリス・ティックル(米国)7勝4敗
クリスチアーノ・マルセーロ(ブラジル)12勝3敗
コディ・プフィスター(米国)6勝3敗
ジェイムス・ヴィック(米国)4勝0敗
ジェフ・スミス(米国)9勝1敗
ジェレミー・ラーセン(米国)8勝2敗
ジャスティン・ローレンス(米国)3勝0敗
ジャレッド・カールステン(米国)3勝0敗
ジョーイ・プロクトー(米国)7勝1敗
ジョーダン・リナルディ(米国)5勝0敗
ジョナヴァン・ヴィスタンテ(米国)3勝1敗
ジョン・コファー(米国)7勝1敗
ダーロン・クルイックシャンク(米国)10勝2敗
ダコタ・コクラン(米国)11勝2敗
チェイス・ハケット(米国)4勝1敗
ドリュー・ドバー(米国)8勝3敗
ブレンダン・ウェーファー(米国)6勝3敗
マーク・グローバー(英国)6勝1敗1NC
マイク・リオ(米国)8勝1敗
マイケル・ヒーザ(米国)7勝0敗
マイルス・ジュリー(米国)9勝0敗