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【UFC176】TJ戴冠に勢いづくチャド・メンデス 「僕の庭でKOする」

2014.05.28

Chad Mendes

【写真】TJ・ディラショーの王座奪取に続き、チャド・メンデスはアルファメールに2本目のUFCのベルトを持ち帰ることができるのか(※写真は昨年8月のクレイ・グィダ戦) (C)GONGKAKUTOGI

24日(土・現地時間)のUFC173でTJ・ディラショーがヘナン・バラォンを破り、UFC世界バンタム級王者となった。王者となったチームメイトの姿を頼もしそうに眺めていたチャド・メンデス。

8月2日(土・同)、カリフォルニア州ロサンゼルスのステイプル・センターで開催されるUFC176で、メンデスはUFC世界フェザー級王者ジョゼ・アルドに2度目のチャレンジを行う。チームメイトが、ノヴァウニオンのP4Pに例えられるチャンピオンを破った。この勝利にメンデスが勢いづかないはずがない。

UFC176記者会見場で、チャド・メンデスにジョゼ・アルド戦に関して尋ねた。

──チームメイトのTJ・ディラショーが、ノヴァウニオンのヘナン・バラォンを破りUFC世界バンタム級王者になりました。アルファメールのファイターが、ノヴァウニオンの王者に勝った。この勝利はチャドにパワーや自信を与えたのではないでしょうか。

「勿論だよ。この試合前にTJに電話して、『本当にパンチが伸びている。信じられないようなところから打ち込めるようになった。ベガスでは、あと一人タフな相手が残っているけど、ここを乗り越えようぜ』って話したんだ。その通りになったよね。僕もジョゼ・アルドを相手にTJと同じことをやってみせるよ。TJがベラォンにやってのけたように、動き続けてパンチを入れ、ベルトをサクラメントに持ち帰る」

──TJのように打撃はコロラド州デンバーに戻ったドゥエイン・ラドウィックのところで練習をするのでしょうか。

「デンバーの郊外アーバダだね。これまでの1年、いや1年半かな、一緒にやって来たけど、彼はコロラドに戻ることになった。でも、ラドウィックとのトレーニングは絶対に続けたいと思う。コロラドだと高地トレーニングにもなるしね。これからもBang Muay Thai(ラドウィックのジム)と一緒にやっていくよ。僕らが彼のところにも行くし、ラドウィックもサクラメントにやってきて数週間、キャンプに参加してくれる。以前と変わらない素晴らしいキャンプになるという自信はある。そうしないといけないしね」

──前回のアルド戦はリオデジャネイロで行われました。今回はロサンゼルスが開催場所です。これはチャドにとってアドバンテージになりますか。

「なるだろうね。前の試合では16~18時間かけて、アルドのお膝元を訪れたわけだから。時差もあったし、食べ物も違う。ブラジルのファンは、ポルトガル語で「お前は死ぬぞ」なんて大合唱してくるしね(苦笑)。いろんなことが起こるよ、ブラジルでは。その分、LAで戦うことは本当に大きなアドバンテージになる。移動は飛行機で1時間、南カリフォルニアには100回以上も訪れたことがある。どこで何が食べられるのかも知っている。何もかも、簡単に済む」

──戦いやすい環境だということですね。

「LAで戦えることにエキサイトしているよ。ジョゼ・アルドはブラジルで僕をKOした後、観客席に飛び込んでサーフィンをしていた。あの〇ッチに、しっかり仕返ししてやらないと気が済まない。今度は僕の庭で、ヤツをKOしベルトを取るよ」

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