【Award】ニュータレント部門3位:クリス・ウェイドマン
引き続きお届けするMMAPLANET Awards 2011。ここではニュータレント部門第3位の発表となります。
<ニュータレント部門:第3位>
クリス・ウェイドマン(米国/UFC)
(C)MMAPLANET
2011年戦績3戦3勝0敗
・3月3日 vs アレッシオ・サカラ
・6月11日 vs ジェシー・ボンフェルツ
・11月19日 vs トム・ローラー
「3月にハファエル・ナタウの代役で、UFCデビューを果たした時、クリス・ウェイドマンはROCミドル級チャンピオンでこそあったが、キャリア4戦4勝のグリーンボーイだった。
しかし、2×D-1オールアメリカンレスラーの実績はダテでなく、マット・セラ仕込みのブラジリアン柔術(=パープルベルト)のテクニックと相まって、UFCで3連勝を達成している。テイクダウン、そして寝技を恐れず、打撃を繰り出すことができる完成度の高いUFCルーキーだ。
打撃の強さはROC時代にストライカーのユライア・ホールをKOしたことで実証されており、組み技ではADCC北米予選を勝ち抜き、09年のバルセロナで行われた世界大会にも出場を果たしている。
特に打撃を嫌がった相手、テイクダウンから立ち上がろうとする相手に対し、ギロチンやダースチョークを仕掛けるという、必殺パターンを有している。現代MMAの必修テクニックをキャリア7戦で身につけ、これからは経験を重ねて幅を広げていくであろうウェイドマン。岡見勇信もうかうかしていられないミドル級の新星といえる」