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【UFC136】完勝ソネン、アンデウソン・シウバに対戦要求

<ミドル級/5分3R>
チェール・ソネン(米国)
Def.2R3分51秒 by 肩固め
ブライアン・スタン(米国)

開始直後に組み付いたソネンはヒザをボディに入れるが、体勢を入れ替えられてしまう。押し返し、再びスタンをケージに釘づけにしたソネンは、スタンプで足を踏み、横移動でのなかでテイクダウンを奪う。

サイドを取り、ボディにヒザを入れるソネン。頭をつけてパンチを落とし、スタンを立たせない。それでも足を戻したスタン。パスを嫌がって背中を見せるが、立ち上がる前にバックに回られてしまう。両足をフックし、背中に張り付いたソネンは、そのままマウントに移行しパウンド。

背中を向けて立ち上がろうとしたスタンを後方に投げ捨て、再びバックマウントに。スタンが足を入れ、胸を合わせようとするが、トップをキープしたソネンはパウンドを落とす。クローズドガードのスタンに強烈なパウンド。さらにエルボーを落す。一瞬、顔をそむけたスタンを抑え込んだまま、ソネンが圧倒的な強さを見せ初回を戦い終える。


2R開始早々、ダブルレッグでテイクダウンを奪ったソネンは足を一本引き抜いて、左のパウンドを落とす。さらに首をコントロールし、パスに成功したソネンはマウントまで奪取する。両ワキを抱えるスタンの頭部を、ソネンはキャンバスに叩きつける。上体を起こし、エルボー、腰を懸命に押してハーフに戻すスタンへさらにエルボーを重ねる。

フルガードに戻したスタンドは、右腕を掴むが、レフェリーがブレイク。テキサスのレフェリーはブレイクが早い。スタンドに戻ったスタンのパンチをヒットさせ、テイクダウン狙いをスクランブル。しかし、ソネンはケージにスタンを押し込んで肩の上に抱え上げてスラム一閃。そのままサイドに回って肩固めへ。背中を丸め、左足を広げて完全な形になるや、スタンは成す術なくタップアウト。

ソネンが一方的な試合展開、脅威的なグラウンドコントロール能力を見せて一本勝ちした。ここで場内のスクリーンに、アンデウソン・シウバが映し出され、観客は大興奮。ソネンは勝利者インタビューで一言目で「アンデウソン・シウバ、お前はサッ○スだ。スーパーボウル・ウィークエンドで、最大の舞台でお前と戦う」と宣言。大声援を浴びるとともに、興奮したファンが退避路に足を踏み入れ、挑みかかろうとするおまけをつけてオクタゴンを後にした。

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