【DARE】メイン勝者はマレーシア人ファイター、カユーン
<ウェルター級/5分3R>
アダム・カユーン(マレーシア)
Def.1R by リアネイキドチョーク
キム・ソクモ(韓国)
24日(土・同)にバンコクのインソムニア・ナイトクラブで行われたDAREチャンピオンシップの第2回大会。メインではQ23マーシャルアーツ・アカデミーのオーナーで、バンコクBJJのインストラクターを務めるタイ在住のマレーシア人アダム・カユーンが、OFCでグレゴー・グレイシーと戦ったキム・ソクモをリアネイキドチョークで一本勝ちを収めている。
レジェンドFCでベ・ミョンホに敗れているカユーンにとって、この試合はMMAキャリア3戦目。ATTと関係がある柔術の黒帯、ムエタイではルンピニーとラジャダムナンという殿堂のリングに上がったこともあるカユーンは、サウスポーの構えから鋭いロー&エルボーをソクモに入れていく。
DARE CHAMPIONSHIP タイ人ファイター=シャノン・ウィラチャイに関しては、こちらから
ハイキックでダウンを奪ったカユーンは、そのままバックに回り込みリアネイキドチョークで一本勝ちし、「グレゴー・グレイシーが一本勝ちできなかったソクモはタフだったけど、リラックスして戦えた。DAREチャンピオンシップは素晴らしいイベント、タイでMMAがスタンダードになるに違いない」と、大会と自らの試合を振り返っている。
また第1試合では、ムエタイで200戦以上のキャリアを持つヌアイ・レガシージムが、同じタイ人のロバート・レックに腕十字でタップを奪っている。立ち技といっても、首相撲を初めとするクリンチワーク、組みと打撃が一体したグラップリング技術を持つ彼らが、寝技を消化すれば脅威の存在になることは、ランバー・ソムデートM16が既に証明している。
【写真】シンガポールのイヴォルブMMA所属、アレックス・シウバも出場し、しっかりと一本勝ちしている(C) DARE CHAMPIONSHIP
■DARE その他の試合結果
<ミドル級/5分3R>
ホドリゴ・ヒベイロ(ブラジル)
Def.1R by 腕十字
ウェイド・ヘンダーソン(南アフリカ)
<ライト級/5分3R>
シャノン・ウィラチャイ(タイ)
Def.3-0
DK・パンジャブトラ(タイ)
<フライ級/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
Def.1R by リアネイキドチョーク
スチャート・ルカムクハ(タイ)
<ウェルター級/5分3R>
クリストフ・ハイタロヴィッチ(ポーランド)
Def.2R by リアネイキドチョーク
ウィクトー・スベンション(スウェーデン)
<ウェルター級/5分3R>
ホドリゴ・パラセデス(ブラジル)
Def.1R by リアネイキドチョーク
ボディン・パンジャブトラ(タイ)
<バンタム級/5分3R>
ヌアイ・レガシージム(タイ)
Def.1R by 腕十字
ロバート・レック(タイ)