11・8リノ大会、硬派なラインナップにロンバートが追加
CBSライブ大会が数字的には成功に終わったものの、キンボ・スライス×セス・ペトルゼリ戦の八百長論議など、ネガティブな話題も提供してしまったEXC。そんなEXCの次回大会は11月8日(土)、ネバダ州リノ・イベンツセンターで行われる『ナイト・オブ・チャンピオンズ』になる。
EXC世界ミドル級選手権試合ロビー・ローラー(王者)×ジョーイ・ヴィラセニョール戦、そしてKJ・ヌーンが剥奪された王座をニック・ディアズとエディ・アルバレスが競うEXC世界ライト級王座決定戦と、硬派なラインナップが既に発表されている。
さらに追加アナウンスされたのが、スコット・スミス×ヘクター・ロンバートのミドル級の一戦だ。スミスはCBSライブ大会で2度に渡りローラーへの王座挑戦経験があるタイトル・コンテンダー。対するロンバートは、かつてPRIDE武士道に参戦、DREAMミドル級GPで優勝したゲガール・ムサシに判定で敗れ、DEEPでは石川英司を50秒でノックアウトしているキューバ出身オーストラリア在住の元柔道家ファイターだ。
スミスは今年の2月、かつて豪州のケージ大会でロンバートと引き分けたカイル・ノークをKOで下しEXC初勝利を挙げているが、ロンバートはノークと引き分けてから6連勝中と波に乗っている。
ロンバート、ノークともライバルだったジョージ・ソティロパロスは、UFCでTUFシーズン6出身選手として活躍中、さらに豪州MMA界重量級♯1ブラッド・モリスもUFC進出を果たすなど、北米進出がにわかに目立ってきた豪州勢。はたして、ロンバートのEXCデビューの行方は?