この星の格闘技を追いかける

11・21、トムソンの防衛戦が決定!

(C)Strikeforce宇野薫でも、クリス・ホロデスキーでもなくイーブス・エドワーズに――。

【写真】MMAワールドのMr.パーフェクトは、あの悪夢を払拭できるか (C)Strikeforce

11月21日(金・現地時間)にカリフォルニア州サンノゼのhpパビリオンで行われるストライクフォース。ジョシュ・トムソンが保持する同プロ世界ライト級初防衛戦の挑戦者がイーブス・エドワーズに決定した。

今年の7月にギルバート・メレンデスを破り、同王座を獲得したトムソンは、打撃、テイクダウン、そして寝技の全てに穴がなく、非常に完成度の高いファイターだ。


ストライクフォースでは、今回の防衛戦の相手にヨアキム・ハンセン、宇野薫、そしてクリス・ホロデスキーらをピックアップし交渉していたが、全てがまとまらずエドワーズと戦うこととなった。ファンとしては、やや残念な下方修正カードだが、トムソンにとってエドワーズは特別な思いのある対戦相手だ。

今から4年前、2004年8月にUFCでエドワーズと対戦したトムソンは、バックハンドブローを放ったところにジャンピングハイキックを受け、KO負けを喫している。

あまりにも鮮やかなKO決着だったため、以後、何度も繰り返しハイライトに使用されるシーンとなっており、トムソンとしては喉に刺さった魚の骨のように、早く飲み込んでしまいたいところ。

「あの時も俺は彼より強かった。今も彼より強くなり続けている」という王者。6月にEXC世界ライト級王者(当時)KJ・ヌーンに秒殺KO負けを喫したエドワーズを相手に、負けられない一戦となる。そのエドワーズ、11月8日のEXCリノ大会でファブリシオ・モランゴとの対戦が噂されていたが、何かしらの事情で流れてしまったようだ。

今年はベイエリアを離れ、シアトル郊外タコマ、そしてデンバーのブルームフィールドにも進出したストライクフォース、順調だった2008年締めの大会は、メインで世界ライトヘビー級選手権試合ボビー・サウスワース(王者)×ヘナート・ババル戦、ジョー・リッグス×ルーク・スチュアート戦などが現時点で発表されている。

PR
PR

関連記事

Movie