【Shark F17】ロショルトのリベンジ、ラティフィ&リコも注目
15日(金・現地時間)にテキサス州フリスコのドクターペッパー・アリーナでShark Fights17「Horwich vs Rosholt」が開催される。タイトル名にある通り、メインはマット・ホーウィッチとジェイク・ロショルトの間で行われるミドル級マッチアップだ。
【写真】コブラカイ柔術アーリントン所属のジェイク・ロショルト。地元といっていいダラス近郊フリスコでの試合で、マット・ホーウィッチを相手にリベンジを目指す (C) GONGKAKUTOGI
テキサス州アマリロを中心に行われてきたシャーク・ファイツは、UFC+Strikeforceのズッファ連合を頂点とする北米MMA界にあって、ベラトールFCに次ぎ、Titan Fighting Championshipなどと並ぶ、中堅MMAプロモーションだ。
最近ではアマリロ以外にもオデッサなどテキサス州、そしてニューメキシコでイベントを開催することも増えた同イベント、今大会はダラス北部のフリスコでの開催となる。前回の第14回大会でダニーロ・ビルフォートに敗れているホーウィッチは、昨年11月に他大会でロショルトを下している。
ロショルトの所属するコブラカイは、昨年8月にマーク・ライモンがラスベガスから、ダラスとフォートワースの間のアーリントンに移動。ベガスのジムはシンプソン・ゴーに任せ、主なファイターはテキサスへ移り住んでいる。ロショルトもその一員で、UFC離脱後も4勝1敗1NC(通算11勝3敗1NC)と好調をキープしている。
ラバーガードファイターのホーウィッチと、レスリング・ベースにライモン流のノーギテクニックを身につけたロショルト、後者にとってリベンジの公算大といえる勝負だ。
アンダーカードにはテキサスのロコ・ファイターの名前が並んでいる同大会。セミにはリコ・ロドリゲスが出場し、カール・ノーザと対戦。ライトヘビー級転向を試みて、2試合連続で減量失敗を経験してきたリコの今大会はヘビー級でのファイトとなる。
【写真】MMA戦績は4勝1敗、日本の水野竜也に敗れているイリル・ラティフィ。アンドレ・ベンケイが惚れ込んだ気持ちの強さが、ラシャド・エヴァンズやブレンダン・シャウブ、アントニオ・ペイザォンらとの練習で、どれだけ実戦に活きるか? (C) MMAPLANET
注目はセミ前に出場するイリル・ラティフィ。現在、インペリアルMMAでラシャド・エヴァンズのトレーニング・パートナーを務めるアルバニア系スウェーデン人ファイター。グレコローマン・レスリングをベースに、苦手の打撃をどこまで克服しているか。エマニュエル・ニュートンを相手に、米国移住後の真価が問われる一戦を迎える。
■Shark Fights 17主な対戦カード
<ミドル級/5分3R>
マット・ホーウィッチ(米国)
ジェイク・ロショルト(米国)
<ヘビー級/5分3R>
カール・ノーザ(米国)
リコ・ロドリゲス(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
エマニュエル・ニュートン(米国)
イリル・ラティフィ(スウェーデン)
<バンタム級/5分3R>
ダグラス・フレイ(米国)
エリック・ぺレス(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
ダニエル・アルメイダ(ブラジル)
ダグ・ウィリアムス(米国)