【Lemino Shooto10】再起を賭けたフランシスコ戦へ、藤田大和「しっかり強い藤田大和が帰ってくる」
【写真】連敗、負傷欠場という悪い流れを止めることができるか (C)TAKUMI NAKAMURA
8日(日)に沖縄県糸満市のシャボン玉石けん くくる糸満で開催されるLemino Shooto10。藤田大和がジュニエル・フランシスコと対戦する。
Text by Takumi Nakamura
昨年11月のリース・マクラーレン戦でUAEWでの戦いに区切りをつけ、Lemino修斗に戦いの場を果たした藤田。しかし3月のホーキ・コンセイソン戦ではコンセイソンのヒジを被弾してKO負け。7月に予定されていたマーウィン・キランテ戦も自身の怪我で負傷欠場と悪い流れが続いている。
そんな藤田に飛び込んできた今回のフランシスコ戦は、藤田にとって第2のホームと言える沖縄で巡ってきた再浮上のチャンス。同時期にUAEWに参戦していたフィリピン人ファイターとの対戦を控える藤田に話を訊いた。
年内の復帰は無理かなとか思っていた
――試合まで2週間を切りましたが(※取材は10月29日に行われた)、今の練習の状況を教えてください。
「昨日、最後のMMAのスパーリングが終わって、あとはもうスパーリングはやらずに、ちょっと息上げとかをやって体重調整ですね」
――今回、特によくスパーリングした選手はいますか。
「相手がサウスポーで比較的組みの方がメインということで、いつもやってもらっているTSUNEさん、出稽古に来ているGRABAKAの前田(浩平)、パンクラス王者の時田(隆成)。あと構えは違いますけど、やっぱり(山北)渓人とはずっとやっていますね。渓人もジョシュア・パシオ対策で僕とやりたいということだったので。僕もグラップリングというか、技の練習などは結構渓人にやってもらったりしていましたね」
――いつもの練習環境でも相手には困らず、充実したスパーリングができましたか。
「はい。結構いい感じに仕上がっていると思います」
――前回3月のホーキ・コンセイソン戦がKO負けという残念な結果に終わってしまいましたが、今あの試合を振り返ってみて、どんな試合だったと感じていますか。
「相手は強かったですけど、もうちょっとやりようがあったと思うし、もう1回やりたいなとは思いますね」
――実際にコンセイソンと対戦してみて、どのあたりがイメージと違いましたか。
「カーフや左フックなど、僕も打撃を当てた部分が結構あったと思うのですが、ギロチンで首を抱えた時に、ちょっと躊躇してしまったんですよね。そこは自分が悪かったところだと思います。結果的にケージ際の攻防がフィニッシュにつながったんですけど、僕がギロチンで抱えたあと、すぐに動きを切り替える早さはすごいなと思いましたね」
――首相撲の展開は想定していましたか。
「少しは想定していました。首相撲というか、相手の押さえつけ方がちょっと独特な感じでしたね」
――あの試合を経て、今回の試合に向けて力を入れてやってきたことや取り組んできたことはありますか。
「これはいつもそうですけど、長い時間削り合わないとか、打撃もディフェンス面にしろ攻撃面にしろ、色々な部分を今まで以上に意識して取り組んできました。3月の負けと7月の試合を怪我でキャンセルになって、あんまりいいイメージを持たれていないと思いますし、もっと言ったら去年11月にUAEWでリース・マクラーレンに負けてから連敗中なんで、とにかく勝ちたいという気持ちでここまでやってきていますね」
――コンセイソンにKO負けしたあとに怪我による欠場もあって、メンタル的に落ち込むことはなかったですか。
「怪我もあったので、年内の復帰は無理かなとか思っていたんですよ。Lemino修斗の都内の大会も10月が最後でしたし、気持ち的に年内復帰は諦めて、来年しっかり暴れようという感じでした。そうしたら9月ぐらいかな、11月の沖縄大会でどうですか?というお話をいただいて。そこで一気にモチベーションが上がったというか。声をかけてくれたLemino修斗の岡田(遼)さんや松根(良太)さんには感謝していますね」
――今の状況ですぐに声をかけてもらったことも、モチベーションになっているのでしょうか。
「かなりモチベーションになっていますね。沖縄自体にも(平良達郎のスパーリングパートナーとして)ここ1~2年定期的に行かせてもらっていますし、僕が最後にRIZINに出たのも沖縄大会だったので、ありがたいことに沖縄で試合することに対しては第2のホームぐらいの感じですね」
――今回がLemino修斗は2戦目となりますが、今はLemino修斗を主戦場にして戦っていこうという気持ちはありますか。
「僕が望んでいる強い外国人を当ててくださいますし、継続してLemino修斗さんには出させていただきたいなとは、ずっと思っていました」
UFCへの思いは変わらないですが、現状厳しくはなってきていると思います。ただ、それでも諦めていないです
――冒頭でも少し触れてもらいましたが、対戦相手のジュニエル・フランシスコの印象は?
「実はUAEWに出ていた時期が少し被っているのですが、そこまで気にしていて見ていたわけじゃなく、どちらかというと(フランシスコの)対戦相手の方を見ていましたね。直近の試合は負けが多いですけど、一応こういう選手はいるなというくらいの認識はしていたので、オファーを受けた時はこの選手が来たかと思いました。ただ改めて戦績を見てみると、一時期は連勝もしていますし、タイプ的にはしっかり組みついてくるタイプだなと思いました」
――藤田選手はUAEWのレベルの高さを身を持って感じていると思っていますし、そこでレギュラー参戦していた選手という意味では強いファイターだという認識ですか。
「それはもちろんありますね。打撃は荒々しいんで、それはもらわないように気を付けていますし、寝技でも結構フィニッシュしているんで、そこも警戒はしています」
――1年4カ月振りの勝利を目指すことも含めて、どんな試合をお客さんに見せたい、自分自身どのような試合を戦いたいと思っていますか。
「今回はとにかく勝つイメージを作っているので、打撃にしろ寝技にしろ、しっかり勝ちたいです。自分が今までフィニッシュしてきた得意な形でしっかり決め切りたいと思います」
――今回の復帰戦以降の目標は?
「UFCへの思いは変わらないですが、現状厳しくはなってきていると思います。ただ、それでも諦めていないですし、チャンスがある場所で勝っていけば、必ずチャンスはもらえると思うので。今は与えられた試合で1つずつ勝っていって、先につなげていきたいです。何がどうあれ今の自分は勝ちが欲しいので、きっちりと勝ちたいです」
――それでは最後に藤田選手の勝利を楽しみにしているファンの皆さんに向けてメッセージを一言いただけますか。
「KOにしろ一本にしろ、しっかり強い藤田大和が帰ってくると思うので、僕の勝利を楽しみにしていてください」
■視聴方法(予定)
11月8日(日)
午後5時~ Lemino07
■Lemino Shooto10対戦カード
<ウェルター級/5分3R>
西條英成(日本)
レイ・クーパー3世(米国)
<フライ級/5分3R>
藤田大和(日本)
ジュニエル・フランシスコ(フィリピン)
<フライ級/5分3R>
砂辺光久(日本)
大竹陽(日本)
<ライト級/5分3R>
森昴星(日本)
深見弦汰(日本)
<女子アトム級/5分2R>
小生由紀(日本)
ALU(日本)
<バンタム級/5分2R>
下間英史(日本)
リン・フーシュン(台湾)
<バンタム級/5分2R>
一條貴洋(日本)
水嶋敬志(日本)
<フライ級/5分2R>
饒平名知靖(日本)
賢人(日本)
<バンタム級/5分2R>
山本敦章(日本)
親盛拓己(日本)
<フライ級/5分2R>
下田洋介(日本)
玉城悠(日本)


















