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【RISE203】4度目のS・フライ級王座挑戦で数島大陸と再戦、政所仁「意地でもこの階級でベルトを獲りたい」

【写真】4度目の王座戦となる政所だが気負いはない (C)RISE/CHIYO YAMAMOTO

8日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるRISE203。第5代RISEスーパーフライ級(53キロ)王座決定戦で政所仁が数島大陸と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

2021年からRISEに参戦し、これまで3度の王座挑戦を経験している政所。しかしいずれも勝利まであと一歩手が届かず、ベルトを腰に巻くことが出来なかった。それでも階級を変えることなくスーパーフライ級のベルトにこだわり続けてきた政所は、今年ONE Friday Fightsでもキャリアを重ね、約2年ぶり4度目の王座挑戦のチャンスが巡ってきた。

対戦相手の数島には昨年5月に対戦して勝利しているが「完成度が高いファイター。左ストレートの的確さはサウスポーの選手のなかではトップクラス強い数島選手に勝ってベルトを獲ることに意味がある」と政所。数島の実力を過小評価することなく、そして「今回は楽しみながら仕上げていけている」と必要以上の気負いもなく王座戦に挑む。


──政所選手にとっては4度目のタイトルマッチが迫ってきました。今はどんな心境ですか。

「今までのタイトルマッチと比べると、プレッシャーというよりも楽しみな気持ちがすごく大きいですね。いつもタイトルマッチの時は勝たないと勝たないと…となりがちなんですけど、今回は楽しみながら仕上げていけているかなと思います」

──今回試合を楽しめている理由は何ですか。

「過去に3回タイトルマッチで負けていることもあって、自分の中でメンタル面をいろいろ考えていく中で、改めて自分自身がRISEのベルトを欲しいから獲りたいんだと思うようになりました。前回や前々回のタイトルマッチは周りの人のためにベルトを獲りたいという気持ちもあったんですけど、根本は自分がやりたくてやっていることなんで、それを一番に考えていたら自然と楽しみな感じが勝っている感じですかね」

──政所選手は今年に入ってONE Friday Fightsで2戦戦っていますが、どんな経験を積むことが出来ましたか。

「海外で試合をするのも初めてで、試合に向けた作り方や調整が日本とは全然違うんだなと思いましたね。9月の試合は判定で負けちゃったんですけど、自分が動かれへんかったというわけではなかったので、今回は日本で調整できるという面で前回以上に仕上げられると思います」

――前回9月のアルゼン・ソイルカス戦はONEのラウンドマスト方式の採点でポイントを取られて敗れた試合だったと思いました。政所選手自身、自分のパフォーマンス自体は決して悪くないという感覚でしたか。

「そうですね。自分の中ではあまり負けた気がしなくて、次にタイトルマッチも決まっていたんで、すぐ切り替えようと思って、引きずることなくっていう感じでしたね。もちんん負けて悔しかったですけど、自分がしっかりポイントを取り切れずにやられたなっていうところがあったんで、そこを調整しながらスパーリングでもポイントを取ることを意識しながらやっています」

──試合中にポイントを考えながら戦う意識を持つことは、まさにONEでの経験が活きている部分ですね。

「はい。ポイントを意識して戦えたら、ポイントも取りながら自ずと倒せるようになると思うので、いい経験になったと思います」

──2月のONEデビュー戦はハイキックでのKO勝ちでしたし、自分の動きそのものが上がっている実感はありますか。

「それこそ去年5月に数島選手とやった時が一番動きが固かったというか、それ以降色々と調整していくうちに試合の中でも脱力を意識してできるようになってきましたし、今回もそこまで固くならずに試合に挑めているのは収穫やなと思います」

──今ファイターとして充実していると思うのですが、そのタイミングでタイトルマッチが決まったことをどう感じていますか。

「結構僕もキャリアも積んできましたが、自分で落ちてきた感じはしないし、むしろ色々と工夫して上がっていっているので、過去最高の状態でタイトルマッチに挑めるかなと思います」

──先ほども少し話が出ましたが、数島選手とは過去に一度対戦して勝利していますが、どんな対戦相手だと感じましたか。

「完成度が高いファイターやなと思いますし、左ストレートの的確さはサウスポーの選手のなかではトップクラスだと思います。ただ僕はずっとスーパーフライ級(53キロ)でやり続けてきて負けられないという想いもあるし、4回目のタイトルマッチなので、正直ここで負けていたらベルトはめちゃくちゃ遠ざかると思います。負けることは一切考えてないですけど、もし負けたらこれから先やっていけるかどうかも分からないので、しっかりここは落とさず勝って、強い数島選手に勝ってベルトを獲ることに意味があると思っています」

──政所選手にとってRISEのベルトはどういったものですか。

「僕がRISE初参戦させてもらったのが19~20歳ぐらいの時で、タイトルマッチ自体は早くやらせてもらったんですけど、なかなか獲れなくて。そこからスーパーフライ級(53キロ)のRISEのベルトへの執着がめちゃくちゃ強くなっていきました。正直、バンタム級(55キロ)とかフライ級(51.5キロ)でも試合は出来たと思うんですけど、僕の中ではスーパーフライ級のベルトを絶対に獲りたいというか、そこを獲ってやっとスタートラインに立てると思っていたので、意地でも階級は変えたくなかったです。スーパーフライ級のベルトは絶対に獲りたいですし、獲らないとホンマに格闘人生を終えられないと思っています。このベルトを獲って色んな挑戦をしたいですし、ベルトを獲ってからがスタートやと思っています」

──実際にフライ級~バンタム級の選手は階級を行き来することが多いですが、政所選手はスーパーフライ級一筋ですよね。

「やっぱりこの階級でベルトを獲りたいというこだわりはありますね。しっかりやり続けていけばベルトを獲れることを証明したい気持ちもあるし、自分の中で意地になっているところでもあります」

──スーパーフライ級のベルトにこだわり続けているからこそ、自分を強くできたという部分もありますか。

「ありますね。そうやってメンタルを鍛えられたと思いますし、スーパーフライ級には負けた相手もいたり、自分的には苦手やなと思う選手もいた中でリベンジしたりとか、そこに挑んでいく過程で強くなれたなと思います」

──たくさんの人が政所選手の王座戴冠を待っていると思います。その人たちにメッセージをいただけますか。

「これだけ長い間、タイトル挑戦を3回も失敗しているにも関わらず、期待してくれている家族、ファンの人たち、応援してくれる人たちがいます。僕もしつこいですけど、皆さんもいい意味でしつこいというか、誰も諦めていないですし、それだけ期待してもらえるというのはやっぱりありがたいです。その期待を何回も裏切っていたらダメやと思うし、今回こそしっかり期待に応えられるように、自分の目標であるスーパーフライ級のベルトを獲れるようにめちゃくちゃ仕上げているんで、僕がベルトを巻くところを見にきてもらえたらなと思います」

■視聴方法(予定)
11月8日(日)
午後5時~ABEMA

■RISE203対戦カード

<第5代RISEスーパーフライ級(53キロ)王座決定戦/3分5R+ExR)
政所仁(日本)
数島大陸(日本)

<女子アトム級(46キロ)/3分3R+ExR>
島田知佳(日本)
MARI(日本)

<女子ミニフライ級(49キロ)/3分3R+ExR>
パヤーフォン・バンチャメーク(タイ)
林美菜(日本)

<ライト級(62.5キロ)/3分3R+ExR>
髙橋聖人(日本)
奥平将太(日本)

<スーパーフェザー級(60キロ)/3分3R+ExR>
パヌワット・TGT(タイ)
龍斗(日本)

<スーパーライト級(65キロ)/3分3R+ExR>
伊藤澄哉(日本)
野村太一(日本)

<スーパーライト級(65キロ)/3分3R+ExR>
森本現暉(日本)
久保田有哉(日本)

<ウェルター級(67.5キロ)/3分3R+ExR>
和田哲平(日本)
金田大嵩(日本)

<フェザー級(57.5キロ)/3分3R+ExR>
SAIGO(日本)
星憂雅(日本)

<女子アトム級(46キロ)/3分3R+ExR>
小林穂夏(日本)
岩本蘭(日本)

<フライ級(51.5キロ)/3分3R>
小池空(日本)
南原士龍(日本)

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