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【RISE203】数島大陸、政所仁とS・フライ級王座決定戦へ「もう一度期待してもらえるように圧倒的に勝つ」

【写真】階級を上げてベルトに挑むことでハングリーさを取り戻した数島だ (C)RISE/CHIYO YAMAMOTO

8日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるRISE203。第5代RISEスーパーフライ級(53キロ)王座決定戦で数島大陸が政所仁と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

2024年11月に那須川龍心に敗れて、RISEフライ級(51.5キロ)王座から陥落した数島。昨年の第4代RISEフライ級王座決定トーナメントでも棚澤大空に敗れて一回戦敗退に終わり、王座返り咲きの機会を逃した。

今年に入って心機一転、スーパーフライ級に階級を上げた数島は4月に麗也、8月に長谷川海翔を下して連勝。この結果が評価されて、今大会で政所との王座決定戦に駒を進めた。数島にとっては過去に一度敗れている政所との王座決定戦。数島は「下から這い上がってベルトを目指してガムシャラに頑張る。昔の気持ちが戻った」と王座奪取に燃えている。


──試合まで約1週間となりましたが(取材日は10月30日)、追い込み練習はどのくらいまで続ける予定ですか。

「追い込み自体は月曜(2日)にラスト息を上げて終わりっていう感じですね。強度の高いスパーリングは先週末で終わっていて、そのあとは動きを確認するマスをやる感じでした」

──今回の試合に向けてどんなテーマを持って練習をしてきましたか。

「政所選手とは一度戦っているんで、前回あかんかったところを重点的に練習して、そこをしっかり直して試合に挑もうと思っています」

──数島選手は自分の試合を何度も見直して研究するタイプですか。

「どちらかと言うと、対戦相手よりも自分の映像を見て、自分の良いところと悪いところを確認して、自分自身のレベルを上げていく感じの方が多いです。自分の改善点を直していけば、必然的に勝つ確率は上がると思います」

──去年は連敗もありましたが、今年は連勝していて、どんな変化がありましたか。

「技術面ももちろんそうなんですけど、試合に対する気持ちの持って行き方や考え方、どちかと言うとメンタル面を見つめ直しました。それで今年は2連勝といい結果が出ているので、そこは見直して良かったなと思っています」

──具体的にはどのようにメンタル面を変えたのですか。

「フライ級(51.5キロ)は追うよりも追われる立場の方が多くて、それでちょっと気の緩みが少なからずあったんちゃうかなと思っていました。スーパーフライ級(53キロ)に上げてからは自分を常に底辺置きするようにして、それでモチベーションも上がりましたし、それが結果が出始めた要因の一つかなと思います」

──改めて今回のタイトルマッチが決まった時の心境を聞かせてください。

「今年から階級を上げて、年内はとりあえずランカーとやって、来年タイトルに絡めていけばいいかなと思っていたので、自分の中では1年早くタイトルマッチのオファーをもらった感じですね。相手も1回負けている選手ですし、これは凄くオイシイなと思いました」

──そこはやはり前回8月の長谷川海翔戦のKO勝利が評価されたからだと思うのですが、数島選手にとってはどんな試合でしたか。

「下馬評では8:2や9:1で向こうが勝つという声が多かったんで、逆に僕としては自分の動きをやればいいと、自分のことだけを考えて試合をして、それで逆にいい動きが出たかなと思います。周りの期待がなかった分、余計なプレッシャーがなく伸び伸びと戦えましたね」

──確かに最近の数島選手は伸び伸び戦っている印象があるのですが、そこは自分でも意識していることですか。

「階級を上げてから、もう一度、一から頑張ろうという気持ちになって、ものすごくリフレッシュされたというか、すべてフラットになったので、その面ではめっちゃいい状態ではあると思います」

──階級を上げてベルトを目指すなかでハングリーな気持ちが戻ってきましたか。

「はい。また下から這い上がってベルトを目指してガムシャラに頑張るみたいな、ホンマに昔の気持ちが戻った感じがして、逆にめっちゃ今が楽しいなと感じます」

──しかもベルトを争う相手が一度負けている政所選手というところもモチベーションになっていますか。

「やっぱり一度負けている相手に二度負けられへんっていう、変な男のプライドというかそういうのもあるんで、前回対戦した時以上に自分の中で覚悟が決まっていますね」

──前回の試合を踏まえて、今回はどんな試合になるとイメージしていますか。

「前回も正直あんまり負けたとは思ってなくて、接戦になったけど向こうに上がるかなって感じの試合だったと自分では思っています。だから今回は逆に僕が倒すぐらい、圧倒的な差を見せようかなと思います」

──今回の試合は多くの人が注目している一戦ですが、数島選手はどんな試合を見せたいですか。

「去年連敗して『数島、ちょっと落ちたんとちゃうかな?』と思っている方も少なからずおると思うんで、前回長谷川選手に勝って、今回政所選手をしっかり倒すことができれば、『数島、復活したな!』と思ってもらえると思うので、ファンの皆さんにもう一度期待してもらえるような圧倒的な勝ち方をしたいです。そしてトップ戦線、さらにもう1段階上に行けるように頑張りたいと思います」

──ここでベルトを巻けば新たなチャンスも巡ってくると思います。数島選手はどんなチャンピオンを目指していきたいですか。

「長谷川選手と政所選手に勝ってチャンピオンになれば、一気にスーパーフライ級の中で名前が上がると思います。スーパーフライ級には世界タイトルもあるので、日本タイトルを獲ってもさらに上を目指せるモチベーションもあるし、RISEには僕が負けている相手も何人かおるんで、そういう選手に勝っていきたいというのはありますね」

──それでは最後にファンのみなさんにメッセージをいただけますか。

「今回の試合はリベンジでタイトルもかかっていますし、RISEへの文句と言いたいことは山程あるんで、ここで勝ったら言ったろうと思っています。残りしっかり調整して、僕が今年最後の後楽園大会を綺麗に勝って締めるので、皆さん期待と応援お願いします」

──文句と言いたいことが山程あるんですね…。

「はい。今それを全部言うとまだベルトを獲ってないだろと言われると思うので、しっかり段階を踏んで、段階的に小出しにしていったろうかなと思います」

──分かりました。試合後のマイクも楽しみにしています!

「はい、楽しみにしていてください。キックボクサーは泣かないぜ!」

■視聴方法(予定)
11月8日(日)
午後5時~ABEMA

■RISE203対戦カード

<第5代RISEスーパーフライ級(53キロ)王座決定戦/3分5R+ExR)
政所仁(日本)
数島大陸(日本)

<女子アトム級(46キロ)/3分3R+ExR>
島田知佳(日本)
MARI(日本)

<女子ミニフライ級(49キロ)/3分3R+ExR>
パヤーフォン・バンチャメーク(タイ)
林美菜(日本)

<ライト級(62.5キロ)/3分3R+ExR>
髙橋聖人(日本)
奥平将太(日本)

<スーパーフェザー級(60キロ)/3分3R+ExR>
パヌワット・TGT(タイ)
龍斗(日本)

<スーパーライト級(65キロ)/3分3R+ExR>
伊藤澄哉(日本)
野村太一(日本)

<スーパーライト級(65キロ)/3分3R+ExR>
森本現暉(日本)
久保田有哉(日本)

<ウェルター級(67.5キロ)/3分3R+ExR>
和田哲平(日本)
金田大嵩(日本)

<フェザー級(57.5キロ)/3分3R+ExR>
SAIGO(日本)
星憂雅(日本)

<女子アトム級(46キロ)/3分3R+ExR>
小林穂夏(日本)
岩本蘭(日本)

<フライ級(51.5キロ)/3分3R>
小池空(日本)
南原士龍(日本)

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