【Pancrase366】ストロー級QOP本野美樹、初防衛戦でSARAMIと対戦「爆発的な試合をしたい」
23日(水・祝)、東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase366で、ストロー級QUEEN OF PANCRASIST(QOP)の本野美樹がSARAMIを相手に初防衛戦に臨む。
Text by Takumi Nakamura
昨年12月にKARENとの王座決定戦を制して、第6代ストロー級QOPに就いた本野。KAREN戦以来、約9カ月ぶりの試合となったが、その間にRoad to UFCのバックアップメンバーに選出され、現地でRTUの戦いに触れるなど試合以外の部分で多くの刺激を受けた。
挑戦者は初代アトム級QOPでもあるSARAMI。本野は修斗とパンクラスで王座戴冠歴のあるSARAMIを油断できない相手としつつ「ストロー級でやってきた選手として負けるわけにはいかない」「パンクラスのチャンピオンとして、メインイベントらしい爆発的な試合をしたい」と語った。
――試合まで約一週間となりました(取材日は17日)。体調の方はいかがですか。
「めちゃくちゃいいですね。体重も余裕なので減量に捕らわれず、試合に向けて作っていくことが出来ています」
――試合そのものが昨年12月以来となりますが、その辺りで不安はないですか。
「もともと春頃にパンクラスで試合があるかもしれないと言われているなかで、5月のRoad to UFCのバックアップファイターに選ばれて、実際に体重も作っていたので、そこまで試合が空いたという感覚はないですね」
――ではコンディション的な問題はなさそうですね。練習面ではどういった部分に力を入れてやってきましたか。
「今回は対戦相手の対策というよりも、自分の苦手な部分に目を向けて練習してきました。私は打撃で打ち合わずにやってきて、そこを苦手にしていたのでしっかり打撃をやって。組みに関してはフィニッシュを意識して練習してきました」
――本野選手自身、打撃はずっと課題にしてきた部分ですか。
「そうですね。今回RTUを生で見て、海外の選手は打撃もテイクダウンも全部できる選手しかいないじゃないですか。自分もそこを目指してやらないといけないなと。どこかに穴がある選手はRTU勝ち上がるのは難しいと思いました。試合がない期間に韓国でも練習して、RTUで決勝に行った選手(パク・ボヒョン)とも練習したんですけど、テイクダウンディフェンスが思ったよりも強くて簡単にテイクダウン出来なかったんです。もし試合になって、そこ(テイクダウン)に頼った試合をしていたら体力的に削られるなと思ったし、打撃を混ぜていかないとテイクダウンは難しいと思いました。あとはテイクダウンするチャンスも多くはないと思うので、ワンチャンスで極めきる技術も必要だと感じましたし、本当に全体的にレベルアップしないといけないなと思いました」
――昨年末にパンクラスのタイトルを獲った本野選手ですが、この期間でもっと強くならないといけないという考えになったようですね。
「今までの私は打撃では打ち合わずににテイクダウンしてフィニッシュを狙うという練習をして、それがそのまま試合に出ていたと思うんですね。だからそれが出来なくなると試合では勝てなかった。今回はフィニッシュに加えて打撃もしっかり磨いてきたので全体的なレベルアップした自信があります」
――例えば打撃専門のジムに練習に行くこともあるのですか。
「それはないのですが、Roys GYMに練習に行かせてもらっていて、伊澤星花さんとも軽くスパーリングをやって、打撃の考え方を教えてもらいました。簡単に言うといかに打撃と組みを混ぜるかというところで、私は打撃だけで戦うわけではないので、そこがすごく自分に合っていたと思います」
――さて今大会では一階級下でベルトを巻いたことがあるSARAMI選手と対戦することになりました。
「まさか自分がやるとは1ミリも思っていなかった選手なので、オファーをもらった時はびっくりしました。ただ一階級下でも修斗とパンクラスでベルトを巻いた選手なので一切油断はしていません。むしろずっとストロー級でやってきた選手として負けるわけにはいかないですし、今練習でやっていることも試しながら勝ちたいと思います」
――パンクラスのベルトを防衛しつつ、次の目標としては来年のRoad to UFC出場ですか。
「パンクラスの試合がUFC Fight Passでも中継されるようになって、判定ではなくフィニッシュして勝って、見ている人たちの印象に残る試合をしたいですね。それでRTUやDWCSにつながったらいいなと思います。今年のRTUに出られなかったことはショックですが、バックアップメンバーに呼んでもらって可能性はゼロじゃなかったと思うし、RTUのスタッフにも『いつでもいけます!』と伝えてきたので、いつどんなチャンスが巡ってきてもいいように頑張りたいと思います」
――それでは約9カ月ぶりの試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか。
「ずっとフィニッシュして勝っていないので、自分自身もどかしい部分があります。パンクラスのチャンピオンとして、メインイベントらしい爆発的な試合をしたいと思います」
■視聴方法(予定)
9月23日(水・祝)
午後2時45分~U-NEXT
■Pancrase366 計量結果
<ストロー級QOPC/5分5R>
[王者] 本野美樹:52.05キロ
[挑戦者] SARAMI:51.95キロ
<女子54キロ契約/5分3R>
杉山しずか:53.75キロ
藤野恵実:53.5キロ
<女子ストロー級/5分3R>
KAREN:52.05キロ
キアラ・ペンコ:52.45キロ
<ライト級/5分3R>
鈴木慈也:70.45キロ
藤村健悟:70.25キロ
<64キロ契約/5分3R>
髙木徳三:64.0キロ
ジョン・ダウン:63.5キロ
<フライ級/5分3R>
齋藤楼貴:57.1キロ
嶋田大輝:57.0キロ
<フライ級/5分3R>
嶺大基:56.95キロ
伊藤勇輝:56.9キロ
<バンタム級/5分3R>
小山敬司:61.45キロ
前田壮吉:61.35キロ
<ライト級/5分3R>
畑大晴:70.2キロ
濱地虎男:68.25キロ




















