【Gladiator036】NavEの挑戦を受ける今井健斗「減量で免疫が落ち、風邪をひき熱が出る。いつも通りです」
【写真】ありのままの自分を大切し、ありのまま生きて、戦っている。そんな印象之選手です(C)MMAPLANET
20日(日)、大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator036で、Gladiatorフライ級チャンピオン今井健斗が、ラストマッチとなるNavEの挑戦を受ける。
Text by Manabu Takashima
2024年5月にグラジに初参戦し、以来5勝1敗。パンクラスでの勝利を加えると6勝1敗と大きく勝ち越し、唯一の敗北はオトゴンバートル:ホルドバートルに喫したもの。
昨年11月に念願のベルトを巻き、今年の5月にはバックアッパーとしてだがRoad to UFCでUFCファイトウィークも経験した。この先に進むべき、NavEの力を誰よりも認めている今井は――それでも「絶対フィニッシュ」宣言をした。
なんなら大阪で試合をする時もちょっとした旅行気分です
――今井選手、3日後にはNavE選手の挑戦を受けグラジ・フライ級の王座防衛戦が控えています。まだ練習を続けている感じですか。
「そうですね、減量の兼ね合いがあって走っていて、今戻ってきました」
――そんな時にインタビューをお願いして、スミマセン。
「いえいえ、とんでもないです」
――現状、調子の方がいかがでしょうか。
「先週まで風邪をひいてしまって調子が悪かったんですけど、今週に入って体調も戻り良い感じに仕上がってきました」
――試合直前のインタビューで、書かないでほしいという前置きなしで「風邪をひいていた」と話す選手はほぼいないかと思います(笑)。
「アハハハハ。実はここ3戦ぐらいずっと、こうなんですよ。減量で免疫が落ちて、風邪をひいて熱が出る。でも、ずっと勝ってきているので問題ないです。いつも通りです」
――減量幅が大きいのでしょうか。
「デビューした頃と比較すると、大分増えて通常体重が69キロなので13キロぐらい落とさないといけないですね。いつも1カ月で落とすのですが、今回は多かったので6週間かけて落としてきました」
――昨年11月にチャンピオンになりましたが、上を目指す今井選手にとって自身よりキャリアの少ない選手とベルトを争ったことはどのような経験になりましたか。
「オトゴンバートルがベルトを返上すると聞いた時に、次の対戦相手はあの時に勢いのあった岩崎(圭吾)選手になるだろうなと思っていました。でも正直、周りを見ても誰と戦っても勝てる。自分がチャンピオンになるんだと思いました」
――それから10カ月試合期間が空いてしまったのは?
「2月と6月にグラジの大会があって、両方の大会で熊崎選手とのオファーがありました。ただ11月の試合で鼻を骨折して、年末年始とかもあって……鼻が治ってからの調整期間が短くて断らせてもらいました。
6月の時もRoad to UFCのバックアップファイターで、5月の終わりにフライ級の体重を創っていたので、減量幅の問題もあって6月に試合をすることはできなかったです」
――今回も最初は暫定王者の熊崎選手と統一戦があると聞いていました。
「ハイ。でも、今度は熊崎選手がケガをしたそうで。どんなケガかは聞いていないですけど、NavE選手に代わったということで『分かりました』と返答した感じです」
――この間、他の大会で試合をすることは考えていなかったですか。27歳、上を目指している状態だと試合間隔が空くのは厳しくなかったですか。
「僕はチャンピオンになるために突っ走ってきたので、とりあえずチャンピオンになってからは、一戦・一戦取りこぼしなく勝っていくことが大切だと思っているので、試合間隔が空くことは気にしていないです。
実績創りという面でも、これから6勝も7勝もしないといけないとは思っていなくて。自分がしっかり創れるタイミングで受けて、結果を残していればそういう話もあるのかと思っています」
――押忍。リザーバーとしてRoad to UFC準々決勝大会を訪れた時には、8選手に対して「計量失敗しろ!」と思っていたかと。
「そうッスね。相性的に当たりたくない選手もいて。失敗するなら、ここの枠の選手が失敗しないかなぁとかはありましたね。こことは戦いたくないという選手もいましたし。誰かが失敗して、この枠に入れたら良いなとか。ここの枠の選手は失敗するなとか、頭の中で凄く考えていました(笑)」
――ハハハハ。試合はなかったですが、UFCのファイトウィークを経験してどのように感じましたか。
「Road to UFCでもたくさんお客さんが入っていたので、特にそう感じたのかもしれないですけど、やっぱりUFCは凄かったです。あと減量に向けて、凄くサポートがあって。自分で考えなくても、UFCを目指したい気持ちになりました」
――今井選手がファイトウィークのことをSNSで書いていて、実は「観光じゃないんだよ、こっちは」と本気で怒っているトーナメント出場選手もいました。
「ハハハハハハ。そうッスね……。でも、本当に他の選手と会うことがなくて。そんな空気は感じていなかったです。でも、僕はいつもファイトウィークでも、そんな感じで過ごしています。まぁSNSに書く・書かないはあっても。ピヨっても良いことないし、なんなら大阪で試合をする時もちょっとした旅行気分です。気を引き締めてはいても、そこまで張り詰めていてもしょうがないので」
僕が勝たないといけない相手ですけど、結構怖い選手という気持ちでいます
――なるほどです。ではファイトウィークも大会の規模も違う環境で、またそこを目指すと。ギャップを感じることはないですか。
「大きい舞台で戦いたいという気持ちは常に持っていますけど、ここまでグラジに育ててもらいましたし、現状は大きな舞台からオファーも来ていないので地に足をつけて、一戦・一戦勝っていきます」
――その相手が今回はNavE選手で、現役最後の試合。さらには2年5カ月振りの実戦復帰という36歳のファイターです。上を目指すには、絶対に負けられない相手かと。
「NavE選手はRIZINにも出ていて、知名度もそこそこあるので良いオファーだったと思っています。本人はもう全盛期じゃないと言っていますけど、グラップリングの試合映像なんかも見る限り、今も相当に強いと思っています。
僕はグラジで6戦していますけど、グラジのなかでは確実にオトゴンバートルの次に強い選手がNavE選手です。グラップラーでフィジカルも強い、それでいて殴り合いもできるので。僕にスタイルも似ていて、苦手な相手でもあります。
ブランク明けだし、僕が勝たないといけない相手ですけど、結構怖い選手という気持ちでいます」
――きっと現状で最高レベルに仕上げて、チャンピオンになって引退するつもり満々かと思います。でも、上に行くには勝ってインパクトを残さないといけない。この試合で何を見せたいと思っていますか。
「絶対にフィニッシュして勝ちます。絶対に勝たないといけないというプレッシャーはかなり感じています。全然楽な相手じゃないけど、過程を大切にしてフィニッシュします。
NavE選手は尖ったモノがあるわけじゃなくて、なんとなくグラップリングが強い、なんとなく打撃を振り回してくるというタイプだと思うので、僕も何かに拘らず打・投・極の全てをぶつけて勝ちをもぎ取るような試合をし、最後にフィニッシュします。しっかりと結果を残します」
――押忍。2025年1月にオトゴンバートルと戦ったことは、どのような経験になっていますか。
「オトゴンバートルと戦った後、試合に対する恐怖が薄れて。結構、打撃で前に出ることができるようになりました。それでテイクダウンも決めやすくなるし、オトゴンにボコボコにされたのは自分のなかで良い経験になっています!!」
■Gladiator036 対戦カード
<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 今井健斗(日本)
[挑戦者] NavE(日本)
<ストロー級/5分3R>
諸井友祐(日本)
クォン・ミンス(韓国)
<フェザー級/5分3R>
國頭武(日本)
田口翔太(日本)
<バンタム級/5分3R>
上田祐起(日本)
ライダーHIRO(日本)
<ヘビー級/5分2R>
爆音那智(日本)
高橋マーク(日本)
<フライ級/5分2R>
岩崎圭吾(日本)
竹野海佑(日本)
<バンタム級/5分2R>
上荷大夢(日本)
堀之内蒼斗(日本)
<ライト級/5分2R>
徳野”一心”一馬(日本)
伊藤幸真(日本)
<フライ級/5分2R>
塩川玲斗(日本)
亀井修真(日本)
<フェザー級/5分2R>
吉澤颯馬(日本)
貴之(日本)
<フェザー級/5分2R>
そのまんまたなか(日本)
松本将希(日本)
<フライ級/5分2R>
デンジャラスダイスケ(日本)
木下皓介(日本)
<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
滝川慎悟(日本)
<バンタム級/5分2R>
矢野星凪(日本)
HIROTO(日本)
<NGF フライ級/5分1R>
田中仁(日本)
藤原健介(日本)
<NGF フライ級/5分1R>
髙橋良河(日本)
小山智也(日本)
<NGF フライ級/5分1R>
富士谷雅也(日本)
﨑濵輝(日本)
<NGF バンタム級/5分1R>
中野銀仁(日本)
横田瑠吾(日本)



















