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【MVP MMA01】ビデオ判定。残り1秒でミキーニョが、ヌクータを絞め落とす。敗者は世界戦リマッチ要求

<130ポンド契約/5分3R>
アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
Def.3R4分59秒by RNC
プミー・ヌクータ(米国)

130ポンド契約、それでも大きいミキーニョが、カーフを狙う。かわしたヌクータが左ロー。ミキーニョも右カーフを当てると、ヌクータは右ローを返す。左ミドルをブロックしたヌクータに対し、右を見せたミキーニョが組みつくが、すぐに体を入れ替えたヌクータが離れる。ヌクータの左に右を合わせにいったミキーニョ。続く跳びヒザも着地したとろに、ヌクータが右を合わせていく。もう一度、ヒザ蹴りから組みの展開があったがすぐに打撃の間合いに戻る。

スイッチを織り交ぜるミキーニョだが、右オーバーハンドに姿勢を乱したように倒れる。スクランブルでギロチンを狙ったヌクータだが、ミキーニョが反転して頭を抜く。立ち上がったミキーニョに、ヌクータの左ハイヒットし、足がもつれたミキーニョがテイクダウン狙いも切られて鉄槌、パンチを被弾する。引き込んだミキーニョを抑えたヌクータは左の鉄槌を連打して初回を取った。

2R、ミキーニョが右カーフを蹴り、ヌクータの蹴りのタイミングで組んでバックに回る。スタンドでワンフックを取ったミキーニョが、飛び乗って両足をフックする。ミキーニョがオタツロックに取り、後方からパンチを入れる。1分以上、背中の乗られたヌクータは一気に離れて胸を合わせる。ミキーニョはボディロックを諦め、離れる。左ミドルに左フックを合わせたヌクータは右を伸ばす。ミキーニョも右を狙い、左ミドルハイ。さらに右フックを振るう。ジャブやハイにも、ジャブを返すミキーニョは組みにいくが、すぐに離れる。ヌクータは距離を詰め、圧を掛けるとスピニングバックフィストを狙う。続いて、ローに右を合わせたヌクータ。ミキーニョも左を打ち返すと、カウンターで跳びヒザを狙うが、クリーンヒットはしなかった。

最終回、ジャブを当てたミキーニョが、アグレッシブに攻める。ヌクータも右ロングで応える。飛び込んでテイクダウン狙いのミキーニョは、切られて右を放つ。リーチの差を反応スピードで埋めるヌクータが、右フックをヒットさせる。ミキーニョも素早いジャブを返すが、ヌクータはとにかく速い。加えてヘッドムーブでミキーニョの攻撃をかわしたヌクータが、ジャブからロー蹴り、ショートの左フックを入れる。

ミキーニョは右を返し、前に出る。そこに左リードフックを当てたヌクータがダブルレッグも、逆にケージに押し込む。残り1分、左フック、続いて右を決めたヌクータ。ミキーニョも覚悟に決めたように前に出るが、右を被弾する。勢いがあるのはヌクータ――ボディから顔面を殴っていく。

残り10秒、ミキーニョが跳びヒザで狙う。スネが胸に当たり、バランスを崩したヌクータのバックに回ったミキーニョは、パームトゥパームでRNCをセットする。渾身の力をこめるミキーニョだが、ヌクータはタップをせず終了のベルが鳴る。ミキーニョはレフェリーに分けられるまで絞め続け、ヌクータは失神。とはいえレフェリーが両者を分けたのは、時間が来たからだ。ヌクータは時間内に失神していたのか。

ビデオ判定がルールが認められているカリフォルニア州――果たして審判団は、時間内にヌクータが失神していたと判断してミキーニョを勝者とした。

「ファイトは本当タフだった。今はただジーザス・クライストに感謝している。最悪にタフな試合だったよ、ブラザー。テイクダウンもバックもプーミーの防御は素晴らしかった。でも最後の最後に運よく、RNCを極めることができた。レフェリーが試合を止めた時、彼は既に落ちていた」と勝利者インタビューでミキーニョが話す。

敗者にもマイクが向けられ、ヌクータは「LA、どう思う? どうだ? 1週間前のオファーでこの大きな舞台に来た、そして過去最強の相手と戦った。終わったことだ、結果にはごたごた言わない。でも、リマッチしたい。どうだ、モラエス? もう一度聞く、皆、どう思う? カモーン、もう一度戦うぞ」と声を張り上げる。

対して勝者は「プーミーはまだ夢を見ているようだ。アハハハ。でも、もう1回やろう。モラエス×プーミーIIだ」と返答する。「ネトフリがMMAを本気でやるなら、モラエス×プーミーで初代MVP世界フライ級王座決定戦を組むきだ。レッツ・ドゥ・イット!!」と叫び、ケージを下りたヌクータ。と、最後にマイクを握ったミキーニョは「皆、僕が勝者だ」と念を押した。


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