【RISE197】元K-1&ラジャ王者パヤーフォンを迎え撃つ宮本芽依「一歩踏み出さないと道が拓けない」
【写真】昨年5月にRISEのベルトを巻いた宮本。RISEとRWSのクロスプロモーションにより、今回のパヤーフォン戦が実現した(C)RISE/CHIYO YAMAMOTO
26日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるRISE197。今大会のメインイベントで第4代RISE QUEENミニフライ級王者の宮本芽依がパヤーフォン・バンチャメークと対戦する。
Text by Takumi Nakamura
2025年5月にRISE女子ミニフライ級のベルトを巻き、プロ戦績7戦7勝を誇る宮本が過去最強の相手を迎えた。対戦相手のパヤーフォンは新生K-1女子アトム級王者になったあと、ラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級王座も獲得。昨年からスタートしたRISEとRWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)のクロスプロモーションにより、この対戦が実現した。
まさに宮本にとっては真価が問われる一戦。試合を控える宮本に話を訊くと「本当に試合が楽しみ」と語った。
――大会一週間前のインタビューありがとうございます(取材日は4月19日)。試合に向けての調整は順調ですか。
「はい。全部順調に進んでいます!」
――昨年10月以来の試合になりますが、この約半年間はどんなところを意識して練習してきましたか。
「自分自身のレベルアップが基盤にあって、その中で自分の課題や前回の反省点などを修正する。そういった練習をコツコツと積み上げていくなかで、今回の試合が決まった感じですね。試合が決まってからは基盤ができた状態に対戦相手の対策を上乗せするイメージで練習してきました」
――試合間隔が空いたことで出来た練習もあると思うのですが、宮本選手の場合はいかがですか。
「徹底的に基礎をやりました。パンチを打つ時の拳の握り方、蹴りの蹴り方…そういった基礎の部分に加えて、自分に必要で大切なところを積み上げてきました」
――このタイミングで基礎をやり直したのには何か理由があるのですか。
「自分自身もそうですし、トレーナーからも基礎をちゃんとやって土台がないとレベルアップ出来ないというところですね。そこは自分もトレーナーも一緒に考えながらやっています」
――今のメインのトレーナーはTOMOさんになるのですか。
「そうです。デビューして2戦目までは別の方についてもらっていたのですが、それ以降はTOMOさんについてもらっています」
――宮本選手にとってTOMOさんはどんなトレーナーですか。
「TOMOさん自身も格闘家としてキャリアを積み重ねてきた大先輩ですし、今まで培ってきたものを指導していただいています。TOMOさんの話は選手目線であり、コーチ目線でもあり、私にとっては本当にありがたいですね」
――TOMOさんが女子選手のトレーナーを務めるというイメージがなかったので、宮本選手とTOMOさんのコンビが意外な部分もあったのですが、すごくいい師弟関係が作れているようですね。
「はい。TOMOさんは教え方もめちゃくちゃ上手くて、私に合った教え方をしてくれるので、いつも学ぶことが多くて(指導内容が)すっと入ってきます」
――また宮本選手は昨年5月にRISEでチャンピオンになって、それから1戦戦っていますが、チャンピオンになってどんな変化がありましたか。
「やっぱり周りの目が変わったと思いますし、RISEのチャンピオンとして、みんなから狙われる立場になったので、チャンピオンとしての在り方や勝ち続けることを意識するようになりました」
――例えばチャンピオンとして他の選手にレベルの違いを見せたいという意識もありますか。
「そこまで気負うような意識はしていないですね。そういうことを意識してしまうと自分が自分じゃなくなるというか、むしろチャンピオンになったとしても自分であることに(意識を)置いているかもしれないです」
――そして今大会では元K-1&ラジャ王者のパヤーフォンと対戦することになりました。オファーを受けた時はどんな心境でしたか。
「まさかパヤーフォン選手の名前が出てくるとは思っていなかったので、オファーが来た瞬間『ありがとうございます!』という感じでした」
――対戦相手としてはパヤーフォンに対して、どんな印象を持っていますか。
「ムエタイがベースですけど、K-1ルールでもチャンピオンになっていますし、RISEルールにも適用してくると思います。間違いなくRISEルールでも強い、キックボクシング界で目立つ存在だと思います」
――ムエタイルール・K-1ルールどちらの試合映像もチェックしていますか。
「はい。ただそこは私自身が得意なところではないので、周りやTOMOさんが細かくチェックしてくれていて、どういう風に戦うべきかを伝えてくれるような形です。そういった練習を重ねることで、攻略のイメージも出来上がっています」
――試合としてはパヤーフォンの首相撲にどう対応するかがポイントになってくると思います。そこはいかがですか。
「今までもクリンチの攻防や、相手がパンチの攻防を嫌がって組んで来る経験はあったんですけど、組んでから攻撃するという攻防はやってこなかったので、自分がどこまで成長しているかだと思います。相手がどうこうではなくて、私がどう動くか、どう対応できるか。試合が終わった時にこうやって勝ちにつなげたという手応えを感じられるかどうかが楽しみですね。この試合をやることでまた一つ自分がレベルアップするという感覚です」
――こうしてお話を聞いていても、かなりパヤーフォン攻略に自信ありげですね。
「本ッ当に楽しみですね(笑)。試合が決まってから2カ月ちょっとだったんですけど、試合が近づいてきて今はいよいよだなという気持ちに変わってきています」
――パヤーフォンは今まで宮本選手が戦ってきた相手の中でも一番海外で実績・評価が高い選手ですし、ここでパヤーフォンに勝つことで色んなことが変わると思います。
「私もそう思います。パヤーフォン選手のように名前がある選手と戦えることはすごく光栄ですし、私にとっても大きなチャンスなので、このチャンスをしっかり掴みたいです」
――今回のパヤーフォン戦はRISEとRWSのクロスプロモーションによって実現した試合です。今後もこういった相手や試合をやって、RISEの女子戦線を盛り上げていきたいですか。
「その気持ちはすごくありますね。やっぱり誰か一歩踏み出さないと道が拓けないというか、こういう世界があるんだということが分からないと思うんですね。私がそうやって先陣を切ることで、今までできなかったことが実現したり、新しいステージや先が見えてくると思います。私はそうやって最初に何かをやることが好きで、それを出来ることが嬉しいんですよね。自分自身、そういう選手でもいたいと思っていますし、好奇心は忘れずに戦って行きたいと思います」
――この試合はタイトルマッチがある中でメインイベントに組まれた試合です。それだけ期待感が高いカードだと思いますが、どんな試合を見せたいですか。
「やっぱり私がどれだけムエタイの選手に対応できるのか。そこにみんなが期待してくれていると思うんですけど、周りの言葉には惑わされずに、私らしく戦うことが勝ちに繋がる一番の近道だと思うので、周りの声に支配されず、ありのままでていく姿を見せたいと思います。その上でパヤーフォン選手という強い選手と戦うことになって、私は強い選手と戦うことで凄い試合が生まれると思っているし、戦った私にしか分からないものもあると思うので、それを皆さんに見てもらって色んな思いを感じ取っていただけたらなと思っています」
――最後にファンのみなさんにメッセージをいただけますか
「皆さんも4月26日を楽しみにしていると思いますが、私が1番楽しみにしています。試合ができることに感謝し、皆さんにもワクワクするような試合をお届けできたらいいなと思っています」
■視聴方法(予定)
4月26日(日)
午後5時~ABEMA











