【UFC ESPN73】バジェホスがチカゼをスピニングフィストでKO。2025年を3戦3勝で終える
<フェザー級/5分3R>
ケヴィン・バジェホス(アルゼンチン)
Def.2R1分29秒 by KO
ギガ・チカゼ(ジョージア)
互いに細かい前後のステップ、バジェホスが右カーフを蹴る。チカゼはジャブ・ワンツーや蹴りフェイントを入れ、構えもスイッチする。バジェホスはチカゼが自らの蹴りでバランスを崩したところに左右のフックで前に出る。一旦両者の距離が離れると、バジェホスはチカゼの動きに合わせて右カーフ。チカゼの右ミドルをキャッチして、すぐにハイキックを蹴る。
かわしたチカゼも左ミドルでバジェホスの動きを止め、左ハイ、左ストレート、左の飛びヒザ蹴り。バジェホスが両差しでチカゼをケージに押し込むが、離れたチカゼが左ミドルでボディに蹴り込む。バジェホスも前に出ていくが、ボディへのダメージからかパンチが出ない。逆にチカゼは距離を取りつつ左ミドル。バジェホスもインロー、チカゼが右ミドルを蹴ると蹴り足キャッチからの右ストレートで前に出る。
ラウンド終了後、中継カメラがチカゼの左脛に寄ると、ざっくりとカットしているのが分かる。インターバル中のリプレイではバジェホスの右カーフでチカゼが脛をカットした場面が映し出された。
2R、バジェホスはサウスポーのチカゼに右ミドル。チカゼは変わらず左ミドルを蹴り、右の前蹴りも繰り出す。バジェホスは右のオーバーハンドから距離を詰め、チカゼをケージに下がらせると右ストレート→左のスピニングバックフィストを一閃。これでチカゼが後方にばったりと崩れ落ち、バジェホスが追撃のパンチとヒジを落としたところでレフェリーが試合をストップ。バジェホスがインパクト大のKO勝利を収めた。











