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【PFC39】タイガー石井、早坂優瑠の寝技を潰して3Rに左ハイでTKO勝ち&王座初防衛

<PFCストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] ザ・タイガー石井(日本)
Def.3R3分17秒by TKO
[挑戦者] 早坂優瑠(日本)

石井がインローから右ストレート。これで早坂がバランスを崩し、そのまま石井がグラウンドで上を取る。クローズドガードを取る早坂に対し、石井は背筋を伸ばして細かくヒジを落とす。早坂は石井の手首を持ってガードから展開を作ろうとするが石井は崩れない。石井は左手と右足でラバーガードの形を作りつつ、左手で石井の右足をすくおうとするが、石井が右足で早坂の左手を挟んで固定。ここから石井が右ヒジをコツコツと落としていく。

2R、石井が早坂のインローに右ストレートを合わせる。石井は距離を取りつつ細かくインローを蹴り、早坂もパンチと飛び込んでのテイクダウンを仕掛ける。石井は左ハイ、早坂の飛び込みに右ストレートを狙う。早坂はそのまま自ら寝転がり、グラウンドに引き込もうとするが石井は付き合わない。

試合がスタンドに戻ると石井が右ストレートをタイミングよく合わせ、早坂がシングルレッグに入ると石井が早坂の右腕にキムラロックを狙う。石井は早坂の右足を両足でフックしてクルスフィックスのような形を作り、石井は左ヒジを早坂の側頭部に入れる。両選手とも無理に動かず、この形のままラウンド終了を迎えた。

3R、石井が右を振って前進。早坂も左ミドルを蹴って組みつこうとするが石井が突き放す。早坂は自らガードポジションを取るが、石井は立ち上がってローを蹴り、スタンドを要求する。ブレイク後、石井は右ストレートからパンチをまとめ、早坂のテイクダウンを切ってインサイドガードで上になる。石井は背筋を伸ばした状態から左のヒジを落とし、ダメージを与える。

早坂もフックガードから石井の体を浮かせつつ、足を取って上のポジションを取り返そうとするが、石井もネルソンで早坂の動きを固めるここでレフェリーがブレイクを命じる。スタンドでの再開後、石井がインロー。サウスポーにスイッチし、パンチのフェイントから左ハイキック。これで早坂からダウンを奪うと、レフェリーが試合をストップした。

王座防衛を果たした石井は「一安心しました。今後も引き続き頑張っていきたいと思います。北海道、帰ってきたぜ!」と語った。


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