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【Pancrase354】田嶋椋がTD→トップキープ→パウンドの無限ループで無敗の山木麻弥にTKO勝利

【写真】田嶋が底力を見せつけ、山木はトップランカーの洗礼を浴びた(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
田嶋椋(日本)
Def.3R1分54秒 by TKO
山木麻弥(日本)

田嶋が細かくステップし、山木は右ボディストレートから左フックを打つ。田嶋はシングルレッグに入って山木をテイクダウンすると、亀になって立ち上がろうとする山木に後ろからパンチを入れる。山木はバックを許しながらも立ち上がって正対。田嶋はそのままテイクダウンし、インサイドガードからパンチを落とす。山木が左手で田嶋の足をすくって展開を作ろうとするが、田嶋がトップキープしてパンチを落とす。

山木が左腕を差して体を起こすと、田嶋は左腕を入れてネルソンの形で山木を寝かせる。再び山木が下から足をすくって展開を作って体を起こすと、今度は田嶋ががぶってダースチョークへ。山木も頭を抜いて立ち上がり、試合はスタンドの展開に戻る。田嶋がジャブを打つと山木もジャブ。田嶋は山木の右ストレートにダブルレッグを合わせてテイクダウンする。田嶋は鉄槌を落としつつ、田嶋が起きてくるところをネルソンで寝かせて殴る。山木が四つん這いになって立とうとすると、田嶋は両足を入れてバックへ。ここから田嶋が腕十字を狙い、スクランブルの攻防になっても田嶋が上をキープする。ジャッジ3名とも10-9で田嶋を支持する。

2R、山木が細かいフェイントから右フック、左アッパーと右フック。田嶋は左フックを見せてダブルレッグに入ってテイクダウンする。山木は半身になり、バックを取らせないようにして立ち上がる。スタンドでは山木が右フック、田嶋は右ロー。山木が右ストレートでプレッシャーをかけて、左から右ストレート。田嶋はダブルレッグで山木をケージまで押し込んで尻餅をつかせる。田嶋は亀になる山木をバックコントロールし、ハーフガードで上を取る。

田嶋はここからパンチを落とし、ガードに戻されてもトップキープ。1Rと同じように山木のガードからの仕掛けを潰して上から殴り、ケージを背にて立とうと山木を寝かせてコツコツと殴り続ける。何とか立ち上がる山木だが、田嶋が再びテイクダウンしてハーフガードからパンチとヒジを連打する。山木が亀になって立とうとすると、田嶋は山木の足を持って寝かせ、ここもパンチとヒジを連打した。このラウンドもジャッジ3名とも10-9で田嶋を支持した。

3R、じりじりと前に出る山木がワンツー。そこに田嶋がダブルレッグから組んで両差しでテイクダウンへ。一度はそれを切りかけた山木だが、田嶋がすぐにダブルレッグでケージまで押し込んでテイクダウンする。田嶋は亀になる山木にヒザ蹴りを入れて寝かせる。山木が半身になると田嶋がパンチを入れ続け、立ち上がろうとする山木を寝かせてマウントへ。

田嶋がパンチを落としたところで、山木のセコンドがタオルを投入した。無敗の山木をテイクダウン→トップキープ→パウンドの無限ループで下した田嶋。試合後は「いい勝ち方をしたと思うので、次タイトルマッチお願いします。自分しかいないと思うので」とタイトル戦をアピールした。


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