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【Gladiator031】田中有&石田拓穂のreliable勢が、MMAに通じる組み技=Progressで再起戦

【写真】(C)MMAPLANET

14日(水)、6月8日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGldiator031において田中有✕徳野”一心”和馬、石田拓穂✕岸田海輝というProgressマッチが組まれることが発表されている。
text by Manabu Takashima

今井健斗✕久保健太のフライ級次期挑戦者決定戦、超新星ルキヤ✕宮川日向のバンタム級に続き、明らかとなったのはMMAファイターが再起を賭ける一歩=打撃なしのMMAことProgressマッチ2試合だった。


田中はGladiatorライト級挑戦者決定戦に勝利して以来、タイトルホルダーの動向に左右され王座挑戦が1年以上実現せず。ようやく1月のGladiator029で小森真誉と対戦もTKO負けを喫した。

海外にチャレンジするための通行手形としてベルトを欲していた田中は、一度はアジア系のイベントからオファーがあったが仕事の都合と、「小森にリベンジしてから」という気持ちでグラジに留まることに。グラジで国際戦という再起戦のプランも浮上するも、対戦相手が決まらずProgressで徳野と対戦することに。

その田中のチームメイト石田は、昨年7月にGladiatorフェザー級王座決定トーナメントの1回戦でパン・ジェヒョクにパウンドアウトされて以来の実戦復帰で、同じくProgressに挑むことが決まった。

共にreliableの所属の田中と石田は揃って柔道ベース、トップを取り殴ることができる位置でのグラップリングを展開することがMMAに通じることになる。

田中と対戦する徳野は元Wardogフェザー級王者でAFCではグラップリング・ウェルター級チャンピオンにもなっている。一方の石田の対戦相手の岸田はアマチュアのMMAファイターで、それこそ修斗、DEEP、パンクラス、Grachan、Gladiatorと幅広い活動を行ってきた。

ここまでProgressでは柔術家✕MMAファイターという図式のマッチメイクが目立ってきたが、今回はMMAファイター同士の対戦となり、トップ奪取&スクランブルという攻防が目立つ展開──MMAに直結する戦いが期待される。

以下、リリースに寄せられた徳野と岸田の意気込みだ。

徳野”一心”和馬
「田中有選手のことはもちろん存じていまして、関西代表する選手なのでそんな選手とプログレスルールで戦えるのは大変光栄です。MMAグラップリングは自信がありますので試合まで怪我ないようにしっかり仕上げて挑みます! よろしくって話!」

岸田海輝
「僕は何かこれといった成績等はありませんが、実力を出せればプロ相手でも勝つ力は持っています。相手選手は強豪で、階級も違いますが、それを跳ね退けるモノを当日見せることができればと思っています!」

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