【Pancrase353】佐藤生虎が押忍マンとの再戦にTKO勝利してKOP王座戴冠「これで文句ないでしょう!」
【写真】初回を落としても、肉体の心の馬力は失わず(C)MMAPLANET
<ウェルター級KOP決定戦/5分5R>
佐藤生虎(日本)
Def.2R0分32秒 by TKO
押忍マン(日本)
サウスポーの佐藤に対し、押忍マンはオーソドックスに構える。押忍マンはジャブから右のテンカオ、佐藤は左右のフックを振り回す。押忍マンも左フックを返し、組みの攻防になると両差しで佐藤をケージに押し込む。ここで佐藤が投げでテイクダウンするが、投げられた押忍マンがすぐにポジションを返してサイドポジションをとる。
佐藤が背中を見せて立ち上がろうとすると、押忍マンはバックに回ってRNCを狙いながら右足をフックする。左足を胴に回してオタツロックの形を作った押忍マンは、右のパンチとヒジを入れる。押忍マンはRNCを狙いつつ足のフックを外してパンチを連打する。
佐藤が立ち上がると押忍マンは首相撲からヒザ蹴りを突き上げる。両者の距離が離れると、押忍マンがジャブを伸ばして右ミドルを蹴る。
1Rはジャッジ3名とも10-9で押忍マンを支持した。
2R、押忍マンは左のアウトロー。佐藤が左ストレートを振って突進。
ケージを背負う押忍マンに右フック・左ストレートを打ち抜いてダウンを奪うと、亀になる押忍マンにパンチを連打。押忍マンの動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。
前回ノーコンテストに終わったリマッチを制して、第17代ウェルター級KOPに就いた佐藤。
「第17代KOPになりました。これで文句ないでしょう!これからも応援よろしくお願いします!」と短い言葉で喜びを言葉にした。