Overlooked【PFC36】ベルトを賭けた再戦は森が左フックからパウンドアウト。寺田を返り討ち&防衛成功
【写真】空手ベースの森。パウンドも正拳突きに近い(C)PFC
スケジュールの都合により速報できなかった試合をお伝えする──帳尻合わせ試合レポート。ここでは6日(日)に、北海道札幌市北区のPODアリーナで開催されたPFC36の三大タイトルマッチから、メインイベントのフェザー級タイトルマッチの模様をお伝えしたい。
Text by Shojiro Kameike
<PFCフェザー級選手権試合/5分5R>
森崇純(日本)
Def.1R4分12秒 by TKO
寺田隆(日本)
両者は2023年7月に一度対戦しており、森が判定で勝利している。ベルトを賭けた再戦は、まずサウスポーの寺田が右ジャブを上下に散らす。森がプレスを掛けて左を伸ばしていく。ケージ中央に戻した寺田に対し、森の左カーフがヒットする。寺田も左インローを返す。寺田の右ボディジャブに右ショートを合わせた森。さらに右のダブルで寺田を下がらせる。
寺田は左ボディストレートを狙うも、森の右ストレートに試合を支配されてしまう。パンチをスウェーでかわした寺田が組んでドライブ。右腕を差し上げてケージに押し込むが、差し返した森が連打から組んだ。ケージ際の差し合いは、森が左オーバーフックで凌ぐ。首相撲で切り返した森の左フックが寺田のアゴを貫く。ダウンした寺田にパウンドを浴びせ、森が返り討ちでベルトの防錆に成功している。