【ONE FN29】北野が三日月蹴り・右カーフを効かせるも、コロディの首相撲&ヒジで後退させられて判定負け
【写真】北野が優勢に試合を進める場面もあっただけに、北野にとっては悔しい敗戦となった(C)ONE
<148ポンド契約/3分3R>
ステファン・コロディ(アイルランド)
Def.3-0
北野克樹(日本)
北野がジャブと右ロー、コロディは右ミドルを蹴る。北野は左ミドルと右カーフを蹴って、スピニングバックキックを繰り出す。コロディも右ローを蹴るが、北野が前蹴りから左ハイを当てる。じりじり前に出る北野が左の前蹴りと左右のミドル、コロディも同じように前に出てミドルを蹴る。
首相撲の攻防になると北野がコロディをこかし、スタンドに戻ると北野が左ミドルと右カーフを蹴って、首相撲になると再びコロディをこかす。スタンドで試合再開になると北野が右カーフ。首相撲で互いに崩し合い、ブレイクになると前に出るコロディがジャブから右ヒジを振る。北野もワンツーを返す。
2R、コロディがジャブからワンツー。北野は右カーフと左ミドル。首相撲になるとコロディがヒジを入れ、北野がコロディをマットに転ばせる。ブレイク後、首相撲の攻防が続き、コロディがヒジを入れる。コロディが左の前蹴り、北野が左ミドルを蹴る。コロディがヒジで前に出ると、北野は左の三日月蹴りと左ハイを当てる。
距離が離れると北野がタイミングよく左ミドルを当てて右カーフ。首相撲になるとコロディがヒザ蹴りを入れて、北野がマットに転ばせる。試合がスタンドで再開になるとコロディが右ヒジからパンチとヒジを振って前進。左ボディを打ち込み、首相撲になると北野が左右のヒジを入れた。
3R、北野が右カーフと左ミドルを的確にヒットさせる。コロディは右ストレートを伸ばして前に出るが、北野の右カーフを立て続けに当てるとコロディがバランスを崩す。ここで北野が倒れ際にコロディを蹴ってしまい、レフェリーから注意を受ける。再開後、コロディは右ミドルを蹴って、サウスポーにスイッチして首相撲へ、北野をロープに押し込む展開が増え、そのままヒジを入れる。
サウスポーに構えたままコロディは左ストレートから距離を詰めてヒジ、首相撲でペースを掴む。北野は顔面から出血し、首相撲でもマットにこかされてしまう。北野が距離を取りながら右ミドル。オーソドックスに戻したコロディが右ヒジで前に出ていく展開で試合終了となる。北野が三日月蹴り・右カーフを効かせたものの、コロディの首相撲&ヒジで後退させられて判定負けを喫した。