【RIZIN DECADE】サトシが極めの強さを発揮。三角絞めでケラモフからタップを奪って王座防衛
【写真】KO勝ちが続いていたサトシが久々に極めの強さを見せつけた(C)RIZIN FF
<RIZINライト級選手権試合/5分3R>
[王者] ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
Def.1R by 三角絞め
[挑戦者] ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)
ケラモフが細かくステップし、サトシが右の前蹴り、右カーフを蹴る。サトシはケラモフの左ミドルに右ストレートを伸ばす。ケラモフが右の前蹴り。ケラモフはサトシの右カーフに右ストレートから左フックを狙う。サトシは改めて前蹴りで距離を取りつつ、ジャブから右ハイ。ケラモフも前蹴りでサトシを突き放す。ここでケラモフが右カーフを蹴ろうとして一瞬背中を見せたところで、サトシがすぐに組みついて一気にテイクダウンしてハーフガードでトップキープする。サトシは足を抜いてサイドに出ると、ケラモフも体を起こしてサトシの足を抱えるようにして立ち上がる。
試合がスタンドに戻るとサトシが右ストレートから前に出る。ケラモフも右を返して打ち合う。一旦距離が離れるとサトシがジャブからシングルレッグに入り、両差しで組んでケラモフをロープに押し込む。ここでサトシがテイクダウンすると、ケラモフの足を超えてマウントからパンチを落とす。ケラモフが足を入れてガードに戻そうとすると、サトシがそれをつぶしてパンチを落とす。
ケラモフもサトシの両足を持ってサトシを後ろに倒して、そのまま組みついてサトシをロープまで押し込んでテイクダウンする。サトシがガードポジションから三角締めを狙うと、ケラモフは体を起こしてパンチを落とす。しかしサトシは再び三角絞めのクラッチを作って両足を深く組む。ケラモフの動きに合わせて三角絞めをがっちりと極めて一本勝ちした。