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【UFC123】バルボーサ、切れる打撃でUFCデビューウィン

2010.11.21

■第3試合 ライト級/5分3R
エジソン・バルボーザ(ブラジル)
Def.3R26秒/TKO
マイク・ルーロー(米国)

両者小刻みにステップを使う立ち上がりのなか、まずはバルボーザの右ローが連続で決まる。ルーローのテイクダウン狙いに、腰をコントロールし大きく持ち上げ、スラムで叩きつけたバルボーザ。そのままスタンドでルーロを待ち受け、右ローを重ねる。

ルーローのローにパンチを合わせ、首相撲から大きく投げ飛ばすようにテイクダウンを奪ったバルボーザ。ルーローはミッションコントロールの態勢から、パンチを入れていく。胸を反り、腕を抜いて立ち上がったバルボーザは、再び強烈な右ローを連続でヒットさせる。


ローを受けるたびにバランスを崩すルーローに、サイドキック、さらにローを重ねたバルボーザが右ストレートを打ち込む。完全に初回を制したバルボーザは、2Rに入っても右&左フックを打ち込み、ここでもローを蹴り上げる。

ルーローのテイクダウン狙いを受け止め、右ハイキック、ミドルと打撃で圧倒するバルボーザ。ルーローはテイクダウン崩れから引き込み、再びラバーガードを狙う。ミッションコントロール直前に、右腕を引抜き、立ち上がったバルボーザは、冷静に右ローを放っていく。足を効かされ、棒立ちになったルーローはアッパーを受ける。さらにローをもらい、組みついて引き込んだルーローは、再びラバーガードからTレックスチョークを狙うも、両腕ともバルボーザに引き抜かれてしまうと万事休す。スタンドに戻り、ローキックでついにキャンバスに崩れてしまう。

ここはタイムに救われたが、ルーローはコーナーを間違えるほど追い込まれている。最終回、右ローで体が流れるルーロー。2発目のローで崩れ落ち、レフェリーが立ち上がるのを待ってファイトを促すが、3度目の右ローでしゃがみこんだところで、ようやくレフェリーが試合をストップ。バルボーサが、UFCデビュー戦で切れる打撃を披露しTKO勝ちを収めた。

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