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【KOK GP】ワルシャワでBUSHIDO MMAが70キロT開催

2010.11.02

Szulc & Gogokhia
【写真】まだまだ未知の部分が多い東欧のキック界。ルーカス・シュールス、そしてエンリコ・ゴゴーヒアの力はいかほどのものなのか…… (C) BUSHIDO MMA

25日(木・現地時間)、ポーランドの首都ワルシャワでKOK WORLD GP2010 Middle weight Tournamentが開催される。リトアニアに本拠地を置くBUSHIDO MMAが主催するKOKワールドGPは、8人参加のワンデー・トーナメント、同大会で行われるミドル級GPを皮切りに、83キロ、63キロ、そして93キロ以上の4階級のワンデー・トーナメントが予定されている。

K-1公式戦ではないが、K-1ルールを用いて行われるKOKワールドGP、BUSHIDO MMA代表のドナタス・シマナイティス氏はリトアニアを中心にバルト3国はおろか、ベラルーシやモルドバでMMA&キックのイベントを開催する東欧の大物プロモーターだ。

収容人員8000人のアイススケート場=ハーレ・トルバル(トルバル・ホール)で開かれる今大会を皮切りに、12月11日はモルドバ、17日にウクライナ、さらに日時未定だが年内にモスクワで、それぞれ階級別ワンデー・トーナメントが開かれる。


今回のワルシャワ大会の70キロGPだが、3月に行われたK-1MAX東欧予選に出場していた選手も3人含まれている。同予選では、くじ運悪く初戦で優勝したヴィタリ・ウルコフと当たってしまった地元ポーランドのルーカス・シュールス、同じく準決勝でウルコフに敗れたエンリコ・ゴゴーヒア、ゴゴーヒア同様ベスト4のタダス・イオンクスが、そのMAX予選出場組だ。

まだまだ未知の東欧、旧ソ連邦の国々の立ち技系ファイターだが、オランダはマイクス・ジムのフェルナンド・グローエンハートやフランスのジョニー・タンカレーら西欧のキックボクサーが、どこまで渡り合えるか。現地では本命はシュールスとゴゴーヒアと目されているようだが、果たして……。なお、同大会には日本からZSTバンタム級チャンピオン、剛腕=藤原敬典が参戦し、マリウス・チェスリンスキーと60キロMAXルールで対戦する。

■KOK WORLD GP2010主な対戦カード

<KOK WORLD 70kg GP準々決勝/3分3R>
ピョートル・コビランスキー(ポーランド)
フェルナンド・グローエンハルト(オランダ)

<KOK WORLD 70kg GP準々決勝/3分3R>
ジョニー・タンカレー(フランス)
エンリコ・ゴゴーヒア(グルジア)

<KOK WORLD 70kg GP準々決勝/3分3R>
ルーカス・シュールス(ポーランド)
レオ・ブーニンゲル(ドイツ)

<KOK WORLD 70kg GP準々決勝/3分3R>
セルゲイ・クリアバ(ロシア)
タダス・イオンクス(リトアニア)

<スーパーファイト60kg/3分3R>
マリウス・チェスリンスキー(ポーランド)
藤原敬典(日本)

<スーパーファイト/3分3R>
マテウス・コピエク(ポーランド)
パウエル・オボスニ(ベラルーシ)

<スーパーファイト/3分3R>
イグナス・バリサス(リトアニア)
ダヴィド・ジーラ(ポーランド)

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