【WEC31】ロウロのKO負けに現実あり
■第2試合バンタム級5分3R
ブライアン・ボウルズ(米国)
Def.2R2分9秒/TKO
マルコ・ロウロ・ガルバォン(ブラジル)
【写真】ボウルスのTKO勝ちは、バンタム級でも米国は人材の宝庫であることを表している (C) MMAPLANET
プロ修斗で総合のキャリアを重ねたマルコ・ロウロがWECデビュー。ねちっこい組み技の強さに定評があるロウロだったが、ボウルズはテイクダウンどころから、バックさえも許さない。
そして、打撃戦になると劣勢のロウロは、2Rに入ると右フックでダウン。パウンドを受けながらも、ヒザ十字で逆転を狙うが、これも足を外され、強力なパウンドをさらに受けてしまう。何とかスタンドに戻ることに成功したロウロだったが、その後もボウルズの打撃の餌食になり続け、最後は勢いのある右ストレートで頭からキャンバスに倒れこみ、TKO負けとなった。あのロウロが一方的なKO負けをする現実、今や軽量級の戦いもアメリカ人選手がリードしていることを、改めて感じさせられる一戦となった。
・『WEC31 Faber vs Curran』全試合結果一覧へ