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【WEC31】ロウロのKO負けに現実あり

2007.12.15

 (C) MMAPLANET■第2試合バンタム級5分3R
ブライアン・ボウルズ(米国)
Def.2R2分9秒/TKO
マルコ・ロウロ・ガルバォン(ブラジル)

【写真】ボウルスのTKO勝ちは、バンタム級でも米国は人材の宝庫であることを表している (C) MMAPLANET

プロ修斗で総合のキャリアを重ねたマルコ・ロウロがWECデビュー。ねちっこい組み技の強さに定評があるロウロだったが、ボウルズはテイクダウンどころから、バックさえも許さない。

そして、打撃戦になると劣勢のロウロは、2Rに入ると右フックでダウン。パウンドを受けながらも、ヒザ十字で逆転を狙うが、これも足を外され、強力なパウンドをさらに受けてしまう。何とかスタンドに戻ることに成功したロウロだったが、その後もボウルズの打撃の餌食になり続け、最後は勢いのある右ストレートで頭からキャンバスに倒れこみ、TKO負けとなった。あのロウロが一方的なKO負けをする現実、今や軽量級の戦いもアメリカ人選手がリードしていることを、改めて感じさせられる一戦となった。

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