【WEC31】バレンシア、ギロチンで完勝
■第1試合バンタム級5分3R
チャーリー・バレンシア(米国)
Def.1R3分19秒/ギロチンチョーク
イアン・マッコール(米国)
【写真】バレンシアのバックコントロールとパンチ。バンタム級でもこの迫力だ (C) MMAPLANET
米国のナショナル・チームの経験もあるレスリング能力と、パンチ力でバンタム級で活躍するバレンシア。一時は両ヒザの手術で一線から離れていた時期もあるが、ズッファ体制WECとともにカムバック。実力では劣ると見られていたブライアン・ボウルズに一発を受けTKO負けをしたが、その実力はいつ王者チェイス・ビービにチャレンジしてもおかしくない。
この日もチーム・オーヤマの新鋭イアン・マッコールを相手に、序盤からスタンドパンチの圧力で試合をリードした。両者、距離をとりながら詰めると単発のパンチという展開がしばらく続いたが、強い腰が可能にした状態を後ろにそらしてからのオーバーレンジ気味の右ストレートで、マッコールからダウンを奪う。亀の態勢でパンチを受けつつ何とか立ち上がったマッコールを、豪快にバックスローで投げ飛ばしたバレンシア。何とか試合を組み立てなおそうとしたマッコールの片足タックルをギロチンで切り返し、タップアウトを奪った。
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