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【Strikeforce】最終記者会見にニック・ディアズ登場

KJ vs Diaz
【写真】2年9カ月振りの再戦となるニック・ディアズとKJ・ヌーン。前回はエリートXC世界ライト級のベルトが賭けられていたが、今回はストライクフォース世界ウェルター級王座を争う。真正面を向くKJと俯いたままのニック、対照的だ (C) ESTHER LIN/STRIKEFORCE

9日(土・現地時間)にカリフォルニア州サンノゼのhpパビリオン大会を開催するストライクフォース。そのメインカードに出場するファイターの記者会見が、7日(木・同)に行われた。

カンファレンス・コールをキャンセルしたニック・ディアズも、さすがに出席を果たした最終記者会見。今回はメインで対戦する同プロモーション世界ウェルター級王者ディアズと、挑戦者KJ・ヌーン、さらにはウェルター級戦に出場するタイロン・ウッドリー&アンドレ・ガルバォンのコメントを紹介したい。

ニック・ディアズ
「気分もいいし、減量もほぼ完璧に進んでいる。最初の試合に関して、ずっと怒りを感じてきた。あの時は何も傷ついていないのに止められ、試合終了となり、本当に焦ったんだ。

しかも、KJ・ヌーンはMMAから足を洗っていたから、再戦の芽もなかったしね。ただし、一度たりとも、前回の試合で負けたと思ったことはない。いつだって、ずっと早いタイミングで試合を止められたとしか考えようがなかった。


だから、この試合がリベンジだなんて思っていないんだ。でも、KJがこの試合を承諾してくれてハッピーだよ」

KJ・ヌーン
「ファイトを愛しているし、自分の職務を愛している。ニックと試合を組んでくれて、ストライクフォースとショータイムに感謝している。ハードトレーニングを積んできたし、土曜日が楽しみでしょうがない。

ニックのことはファイターとして尊敬している。彼のスタイルは、非常に彼に合っていて見ていて楽しいんだ。だから十分にニックのことは理解しているし、ウェルター級のベストファイターと戦う準備はできている。

最初の対戦では、常に前に進むことを考えていた。なぜなら、ニックは下がりながら戦ったことがなかったからね。ただ、あれから全ての要素を取り入れて戦ってきた。要所要所でニックがテイクダウンを狙ってくることは分かっている。でも、どんな手段にも応じられる準備はできているよ」

Galvao vs Woodley【写真】キャリア6勝0敗のタイロン・ウッドリー。対するアンドレ・ガルバォンは5勝1敗。対戦相手のレベルはガルバォンが上だ (C) ESTER LIN/STRIKEFORCE

タイロン・ウッドリー
「自分が対戦相手に何ができるかなんて、考えることはできない。長所が弱点になることもある、全て自分次第だ。この試合の意味は大きい。ストライクフォース・チャレンジャーズ・シリーズで戦ってきて、ファンは僕がいかにファイターとして、試合ごとに成長してきたかを知ってくれている。彼らは、僕がどんな風に戦ってきたかを見てきた。この試合は絶対的に、夢でもあるチャンピオンへの道に続いている。土曜日は火花が散るような戦いになるだろう」

アンドレ・ガルバォン
「タイロンはタフファイターだ。ストライクフォースで3度戦っている、トップレスラーだ。僕にはエキサイティングで、素晴らしい作戦がある。戦う準備はできているよ」

■10/9 Strikeforce対戦決定カード

<世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ニック・ディアズ(米国)
[挑戦者]KJ・ヌーン(米国)

<女子世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]サラ・カウフマン(カナダ)
[挑戦者]マルース・クーネン(オランダ)

<ウェルター級/5分3R>
アンドレ・ガルバォン(ブラジル)
タイロン・ウッドリー(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョシュ・トムソン(米国)
JZ・カバウカンチ(ブラジル)

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