【K-1 WGP】ギタの刀は切れ味が抜群
■第5試合 FINAL16/3分3R
ダニエル・ギタ(ルーマニア)
Def.2R0分18秒/KO
エロール・ジマーマン(オランダ)
※右ストレート
【写真】ジマーマンを寄せ付けなかったギタ。下段蹴りだけでなくパンチも成長のあとがうかがえた (C) WORLDKICKs
野武士のような佇まいを見せるダニエル・ギタ。そのローキックの切れ味は、さすがラストサムライだ。一方のエロール・ジマーマンは、前回のカタリン・モロサヌ戦では右フック一発でKO勝ち。スピードを活かした飛び込んでのパンチは、まだまだ健在。勝ち抜くのは、どちらになるのだろうか。
1R、最初に攻撃したのは、ジマーマン。右ストレートから左ストレートで入り、コンビネーションに冴えを見せた。ギタは、ガードを固めて黙々とローキック。これが、何発も入り、ジマーマンの足を殺しにかかった。
2R、ジマーマンは、右飛びヒザ蹴り。これをかわしたギタは、すかさず左フック。これがテンプルにヒットし、バランスを崩すジマーマン。右のフェイトをかけつつ左ストレートをヒット。さらに右フックを浴びせ、ギタがジマーマンをマットへ沈める。刀を抜いたギタが、ジマーマンを切り倒した。