【Gladiator025】フライ級王座T3試合。メインは田中有✖韓国の名勝負製造機=暫定ライト級王座決定戦
【写真】この試合を乗り越えることで、マックス・ザ・ボディ戦の敗北も払拭したい田中(C)MMAPLANET
北は北海道から南は九州まで各週末でMMA大会が開かれるJ-MMA月間。3日(日)には北のMMAことPFCだけでなくアジアのフィーダーショー化を目指す活動が2年目に入るGLADIATOR本戦の2024年第1弾=Gladiator025が開催される。
Text by Manabu Takashima
16日の無観客&配信特化大会=GLADIATOR CHALLENGER SERIES01に続き、フライ級王座決定トーナメント準々決勝3試合が組まれた同大会、メインはGLADIATOR暫定ライト級王座決定戦=田中有✖ジョン・ハングクの一戦が組まれている。
昨年12月のGLADIATOR024で挑戦者決定戦=グスタボ・ウーリッツァー戦に勝利し、ケージの中でチャンピオン佐々木信治と握手を交わした田中だが、佐々木はRoad FC出場の話などがあり、今大会でのタイトル戦は実現しなかったという。
そこで挑戦者の資格を得ている田中が暫定王座に挑むこととなった。当初、対戦相手の一番手はKTT所属でRoad to UFCベテランのホン・ソンチャンであった。しかし、ホン・ソンチャンは今月10日のEternal MMA82で体重オーバーしたウェズ・キャッパーに判定負け。ダメージも考慮したうえで彼の出場は取りやめとなった。
その一方でジョン・ハングクはホン・ソンチャンが第一候補ということを承知のうえで、バックアップファイターとして3月3日に向けて調整を続けてきた。韓国の名勝負製造機=「信じて見るジョン」と呼ばれるアグレッシブかつ真っ向勝負が信条のファイターはキャリア10勝9敗2分ながら、Gentleman Flower FCとZEUS FCのライト級王座を持つことでタイトルを争うに相応しい実績の持ち主と認められた。
この他、プレリミながら3回戦で組まれたフェザー級のチハヤフル・ズッキーニョス×石田拓穂、ハンセン玲雄✖桑本征希戦はGLADIATORの原点といえる関西勢のサバイバルバトルだ。
なお19日に出されたプレスリリースに寄せられたタイトル戦に出場する両者のコメントは以下の通りとなっている。
田中有
「佐々木さんとのタイトル戦だと思っていましたが、誰が相手でも倒すだけです! なので何も問題ないです!
GLADIATORを背負い、LFAや世界の舞台に自分も挑戦したいです! まずは今回しっかり勝てるよう準備しています。皆さん、楽しみにしていてください」
ジョン・ハングク
「自分は韓国で”信じて見るジョン”と呼ばれるように、常に面白い試合をしています。どのような選手が相手でも、決して怯むことなく、血まみれになるような戦いを得意としています。
またそのような機会を心待ちにしていたところ、GLADIATORさんからライト級暫定タイトル戦の話を頂き、参戦を決意しました。有難いチャンスなので、既に私のことを認識している韓国のMMAファンだけでなく、日本のファンにも忘れられなくなる試合をしますので、ご期待して下さい。
田中君、お互い無傷で帰るは諦めましょう。タイトルマッチに相応しい試合しましょう。田中君の健闘を祈ります」
■視聴方法(予定)
3月3日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル
■Gladiator025対戦カード
<GLADIATOR暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
田中有(日本)
ジョン・ハングク(韓国)
<Gladiatorフライ級王座決定T準々決勝/5分3R>
NavE(日本)
藤沢彰博(日本)
<Gladiatorフライ級王座決定T準々決勝/5分3R>
久保健太(日本)
オトゴンバートル・ボルドバートル(モンゴル)
<Gladiatorフライ級王座決定T準々決勝/5分3R>
イ・スンチョル(韓国)
ツェルマー・オトゴンバヤル(モンゴル)
<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
石田拓穂(日本)
<フェザー級/5分3R>
ハンセン玲雄(日本)
桑本征希(日本)
<バンタム級/5分3R>
藤原克也(日本)
上荷大夢(日本)
<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
福田泰暉(日本)
<バンタム級/5分2R>
吉田開威(日本)
土本暉弘(日本)
<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本)
八木祐輔(日本)
<フライ級/5分2R>
澤田政輝(日本)
田中義基(日本)
<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
磯嶋祥蔵(日本)
<フェザー級/5分2R>
田口翔太(日本)
髙橋惺哉(日本)
<フェザー級/5分1R>
向井琉綺弥(日本)
岩田虎之助(日本)