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【WNO22】ノーギ柔術でタイナン・ダウプラがタザを完全ドミネイト。3-0で快勝

<ミドル級/15分1R>
タイナン・ダウプラ(ブラジル)
Def.3-0
オリヴィエ・タザ(カナダ)

序盤は立ちレス、組み手争いが続く。アームドラッグを狙ったダウプラ、切ったタザのシングルも姿勢が高い。肩を押してシングルに入ったダウプラは、レッグリフトから足払いでテイクダウンを奪う。しっかりとしたポスチャーでハーフを取ったダルプラに対し、タザは手首を掴んで防御を試みる。タザは肩を押すが、ダウプラがパスを決めてボディロックへ。タザは立ち上がりながらスイッチ狙いで、離れることに成功した。

そのタザのアームドラック、シングルレッグを切ったダルプラ。組み手争いのなかでタザがスナップダウン、姿勢を乱さないダウプラと頭が当たり一瞬のブレイクが掛かる。再開後も続き5分が経過、ここまでジャッジはダルプラを優勢とした。

第2タームも立ちの攻防が続き、両者が簡単に引き込むことがない。文字通り前に出て組み勝ち気味のダウプラが、ニータップでテイクダウンを決める。サイドで抑えたダウプラ、試合が中央に戻されるとレッグドラッグへ。・ポジションへ。タザは半身で厳しい時間が続き、左腕を押すことで懸命に耐えている。潜ろうとしたタザにダースを仕掛けたダウプラは、嫌がって背中をつけたと頃で再びサイドで抑える。ロールしたタザはバックを許さず、スクランブルに持ち込みスタンドへ。

ダウプラはシングルを切って、ファイヤーマンキャリーを狙う。直後に10分が過ぎ、ジャッジはここでもダウプラが有利とした。逆転にはキャッチ級のサブミッション・アテンプトが必要なタザは、シングルを切られるとガードを取る。すぐに足を越えてサイドで抑えたダウプラは前転して足を取りに来たタザのヒザを畳、枕で圧を掛けて解除する。タザはZハーフで絡んだ方とは逆の足に潜っていくが、ここもしっかりと枕で抑えられてしまう。潜らせないダウプラが、安定のトップコントロールで試合は残り1分に。

タザは前転も足を絡めることができずに、上半身を制される。右腕を差したタザに対し、立ち上がったダウプラが一瞬の足関節狙いからトップをキープ。ハーフでしっかりと抑え切ったダウプラがタザをドミネイトして快勝した。


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