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【Black Combat10】効かされるも追撃なしのストップーーファン・ドユンのKO勝ち。大原は怒りの抗議

【写真】レフェリーはこの状態でストップの体勢に入っている。ありえない(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
ファン・ドユン(韓国)
Def.1R2分03秒 by KO
大原樹理(日本)

ファン・ドユンが距離を詰める。大原が左ジャブを突いてケージ中央を取ると、ファン・ドユンが右カーフを連続で当てる。しかし大原の左ジャブが当たり、さらに続く右もファン・ドユンの顔面を捉えた。ファン・ドユンの右も届くが、大原が右ショートのカウンターを合わせていれう。右前蹴り、左ハイを繰り出した大原だったが、前に出たところで右ストレートのカウンターを受けてしまう。ゆっくりとフラついた大原にファン・ドユンが襲い掛かると、すぐさまレフェリーが試合を止めた。

確かに大原はフラついたが、続くパンチもパウンドも受ける前に試合が止められるのは――明らかに早すぎる。レフェリーに対して「なぜ止められたのか?」という表情を浮かべる大原。セコンド陣もケージに入ってきて抗議するも、レフェリーは薄ら笑いを浮かべている。この薄ら笑いは、須田陣営の抗議時にも見られており、決して気分の良いものではない。怒りの大原陣営はすぐにケージを後にし、勝者となったファン・ドユンが笑顔でインタビューを受け、空いた時間をアナウンサーが繋いだ。


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