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【RIZIN45】MMAルール3試合=平本蓮×YA-MAN、久保優太×安保瑠輝也、YUSHI×平本丈が決定

2023.12.10

【写真】大会まで3週間、これで全カードではなく追加カードもある予定だ(C)MMAPLANET

10日(日)、東京都渋谷区のShibuya Sakura Stage 3階「にぎわい stage」において、12月31日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN45の追加カード発表記者会見が行われた。
Text by Takumi Nakamura

まず榊󠄀原信行CEOから「今日発表するカード、全部で4試合。世界中に色んな格闘技の団体があります。この日本にはみんなと共に作り出すRIZINがある。若き選手たちの戦いでみんなにすごいエネルギーを送ります。何かに挑戦する、はみ出していく。こんな時代ですけど若き選手たちの戦いを通じて、そういったものが届けばいいなと思います」と挨拶があり、続いて大晦日までABEMAにて毎週日曜日に事前番組を放送すること、チケット発売、PPV中継の発表があった。


そしてMMAルールで平本蓮×YA-MAN、久保優太×安保瑠輝也、YUSHI×平本丈の3カード、MMAグローブのキックボクシングルールで篠塚辰樹×冨澤大智の合計4カードが発表された。榊󠄀原CEOの挨拶を受けて8選手がマイクを持ったが、ここでは試合への意気込みを語った平本の言葉をお届けしたい。

平本蓮
「今日は本音を語ろうかなと思います。僕は20歳の時にK-1にいて、将来が不安で、いつ崩壊するか分からない状況で、孤独もあって怖かったです。それでK-1を抜けて、世界に向けて盛り上がるものをやりたいと思ったときに朝倉未来が現れて。シンパシーを感じたというか、本当に感動して、こんなやつがいるんだな、面白いやつを待っていたんだなと思いました。僕もどうやって試合を盛り上がるか。噛みついて喧嘩を売って試合を盛り上げようと思って、最初は馬鹿にされたし、色々言われたけど、朝倉未来がいたからRIZINでMMAやろうと思って、あいつのおかげでMMAを始めたところがあります。

それから自分で話題を作って、ドミネーター選手に勝って、でも斎藤選手に負けて。どんだけ積み上げても、なんであとちょっとのところで逃してしまうんだろうと思って。それで夏くらいにすごく腐っていて、うつ病みたいになって、元気がなかったんです。そんなときにアイツがヴガール・ケラモフとやったりしているのを見て、僕的には色んな表現の仕方はあるけど、勇気をもらっていた部分があります。それで年末に向けて、腐っている僕を社長が呼んでくれて。今まで自分で話題を作って試合をしてきたから、そういうプロ意識を貫かないといけないと思ったり、悪口キャラをやめたら食っていけないのかなとか葛藤がありました。

そしたら朝倉未来がキックルールでYA-MANに負けたのが悲しくて。でもこんなに盛り上がったのは朝倉未来のおかげだし、もう煽り合いはいいです。自由に戦っていこうと思います。絶対に朝倉未来と試合をしたいっす。だからこの試合は勝たないといけないです。朝倉未来のかたき討ちじゃなくて、ここで勝てば、自ずと来年その試合が見えてくるし。YA-MANも強いし、厳しい試合になるかもしれないけど、覚悟の違いがあるんで絶対に勝ちます」

 またMMAPLANETとの質疑応答で、弟の平本丈と同じ日に試合することを聞かれた平本は「弟と辰樹もそうなんですけど、今剛毅會で大塚(隆史)さんと(芦澤)竜誠くんと一緒に練習していて、全員で試合に臨むことを僕はワクワクしています。みんなで士気が高まっていて、やっぱり僕は格闘技が好きなんだなと思って楽しいです。全員で勝てたらいいなと思います」と語った。

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