【TORAO31】高本の左ハイをブロックするも深追いせず。古賀が右ストレートを軸に攻めて判定勝ち
<女子ストロー級/5分2R>
古賀愛蘭(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
高本千代(日本)
サウスポーの高本が開始早々、左跳び蹴りを見せる。バックステップでかわした古賀は、組みつきバックに回りながら右のパンチを浴びせた。右ストレートを主体に攻める古賀が、右ボディストレートから高本にケージを背負わせた。右を受ける高本も左ハイを返す。高本の左ミドルに右ストレートを合わせた古賀は、距離を詰めるも深追いはしない。右ストレートから左フックを返し始めた古賀は、さらに鋭いワンツーを当てる。
高本がプレスを強めると、古賀がサークリングで距離を保つ。高本の左ハイをキャッチした古賀が、そのままグラウンドに持ち込むと高本は古賀の左腕を取って腕十字へ。スラムで凌いだ古賀は、立ち上がる高本のバックに回って初回を終えた。
最終回、高本が左前蹴りから距離を詰めていく。右ストレートで迎え撃つ古賀は、高本の右ローをキャッチして右ストレートを浴びせる。古賀が下がりながら右ボディを突き刺した。高本の蹴りを捌き、右ストレートを連続で当てる古賀。幾度も古賀の右が高本の顔面をかすめるも、クリーンヒットにまでは至らない。パンチを当てては下がる古賀も、高本の右フックを受けている。古賀が高本の左ハイをブロックしながら、右を狙い続けて試合が終了した。
裁定はフルマークの判定で古賀の勝利となった。