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【Colors02】貫禄のベルト初防衛。澤田が開始早々のテイクダウンから中村に腕十字でテクニカル一本勝ち

【写真】ベルト初防衛。もはや貫禄が感じられる試合ぶりだ(C)MATSUONAO KOKUBO

<世界女子アトム級選手権試合/5分5R>
澤田千優(日本)
Def.1R4分59秒 by 腕十字
中村未来(日本)

互いにサウスポー。ケージ中央の中村に対し、澤田が回りながらニータップでテイクダウンを奪った。澤田が立ち上がり、スタンドに戻ると再びニータップで飛び込んだ。ケージ際で背中を着かせた澤田が、立ち上がろうとする中村をバックコントロールからリフトし、マットに叩きつける。一本足を絡めた澤田がパンチを浴びせていく。ハーフガードを取った中村に対し、澤田がパンチを落としながらポジションを整える。

中村が下から左足をかけ、右足を上げようとしたが澤田が自身の足で潰した。ハーフガードの中村の顔面にパンチを落とし続ける澤田。ケージ際で中村の左側にパスした澤田が、ニーインザベリーからマウントへ。パウンドを連打し、背中を見せた中村を殴り続ける。残り10秒で澤田が腕十字に移行すると、残り1秒でレフェリーが試合を止めた。

ベルト防衛に成功した澤田は「やれなかったこと、練習したことを完璧に出せた試合ではなかった。もっともっと高みを目指して、世界に向けて戦っていきたい」と決意を語った。


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