【UFN229】コバケビッチが多彩な打撃と手数でベルビシャに判定勝利。5連敗からの4連勝をマーク
<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケビッチ(ポーランド)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)
コバケビッチがワンツーで前進、首相撲からヒザ蹴りを突き刺す。ベルビシャは首投げでテイクダウンするがバックを許す。コバケビッチはマウントポジションに移行。ベルビシャはブリッジでポジションを返して立ち上がる。
コバケビッチがジャブを顔とボディに打ち分けて右のヒザ蹴り。前に出て組み付くと、離れ際に右ヒジを入れる。距離が離れるとベルビシャもプレッシャーをかけてジャブとヒザ。コバケビッチもジャブとヒザ蹴りを返し、右アッパーと右ボディにつなげる。
ベルビシャはジャブから右ストレート。この右を立て続けに当てる。コバケビッチがスピニングバックエルボーを見せ、組みつくとテイクダウンを奪ってラウンド終了となった。
2R、ベルビシャは右ミドルと右ロー。コバケビッチはベルビシャのパンチに合わせて両差しで組み付いてテイクダウンを狙う。ベルビシャはケージに身体を預けてディフェンスし、コバケビッチはシングルレッグへ。ここもベルビシャがテイクダウンを許さずに距離が離れた。
コバケビッチはサウスポーにスイッチして左のボディストレート。オーソドックスに戻してジャブの差し合いになると、ベルビシャも右ストレートを狙う。コバケビッチはジャブ&ヒザ蹴り、クリンチも織りまぜながらベルビシャを削る。コバケビッチはジャブと右アッパーを当て、ベルビシャの蹴り足をとってケージに押し込む。ここでベルビシャが投げてテイクダウンするがラウンド終了。
3R、ガードを上げて前傾姿勢で前に出るベルビシャ。コバケビッチは距離を取りながら右ミドル、ジャブと右ボディ。ベルビシャも右ストレート・右ヒジを返すが、コバケビッチが2Rに続いて右アッパーを効果的に当てる。
ベルビシャのジャブを被弾するコバケビッチだが、そこからの追撃を許さず。逆にスピニングバックフィストやスピニングバックキックも見せつつ、ジャブを起点に細かいパンチで攻め込む。ベルビシャも打ち合いに持ち込もうとするが、コバケビッチはそれをかわす。判定は多彩な打撃&手数で勝ったコバケビッチが勝利。これでコバケビッチは5連敗からの4連勝となった。