【OFC17】計量終了。フライ級の祭典で日本勢、存在感見せるか
【写真】メインで対戦するモライシュとランボー、勝者が初代OFC世界フライ級王者に近づくことは間違いない (C)ONE FC
13日(金・現地時間)、明日14日(土・同)インドネシア・ジャカルタのマタ・エラン・インターナショナル・スタジム(MEIS)で開催されるOFC 17「Era of Champions」の公開計量が行われ、メインで戦うアドリアーノ・モライシュとランボー宏輔の両者は揃って、問題なくパスしている。
また今大会にはランボー同様、プロ修斗でキャリアを積んできた直心会所属の渡辺健太郎も出場する。フィリピン・フライ級2強の一人=ゲヘ・エウスタキーオと対戦する渡辺は、エウスタキーオと共に計量をクリアし、後は明日に備えるだけとなった。日本から出場する両者の試合以外にもメインカード7試合中、実に4試合がフライ級という今大会。ブラジル、日本、フィリピンというOFC三強国以外からもニュージーランド、タイ、マレーシアらの125ポンドのファイターが集結している。
アンドリュー・レオーネという体重無視常連ファイターがいなくても、かなり層が厚くってきたフライ級戦線。もちろん、フィリピン以外の東南アジアの多くの国とブラジル、日本との実力差はまだ大きく、モライシュという強豪と戦うランボーは当然として、エウスタキーオを破ることになれば、渡辺もタイトル戦線に浮上できる――大切なOFC初陣となる。
【写真】渡辺と対戦するエウスタキーオは、ラカイMMA所属。打撃のスピード&破壊力に加え、寝技も急成長中で侮れない相手だ(C)ONE FC
なお計量結果は以下の通りだ。
■ ONE FC 17対戦カード
<フライ級/5分3R>
アドリアーノ・モライシュ:56.6キロ
ランボー宏輔(日本):56.7キロ
<バンタム級/5分3R>
フランシーノ・チルタ:60.9キロ
サミ・アミン:60.9キロ
<フライ級/5分3R>
ゲヘ・エウスタキーオ:56.7キロ
渡辺健太郎:56.5キロ
<ミドル級/5分3R>
マハムド・サラマ:83.4キロ
オング・ラ・エヌサン:83.3キロ
<フェザー級/5分3R>
ヨハン・ムリア・レゴウオ:65.0キロ
イブ・タン:65.8.6キロ
<フライ級/5分3R>
ジョマンズ・オマンズ:56.3キロ
デェダムロン・KBA:56.7キロ
<フライ級/5分3R>
ジアーニ・スッバ:56.6キロ
ラルウ・カタラン:56.7キロ
<ウェルター級/5分3R>
ズリ・シラアワント:76.9キロ
モハンマド・ソトーザデー:76.8キロ
<女子バンタム級/5分3R>
デシ・ラハユ:60.2キロ
エラ・タン:60.3キロ